きまぐれニホイチ!-こまぎれ自転車日本一周旅

休日を利用して気長に細切れの自転車日本1周旅やってます。テントをかついでの野宿スタイルではなく、ビジネスホテルを利用したゆるめの旅記録です。

ニホイチ3日目(旅1:大阪ー東京編DAY3) 静岡県島田ー静岡県三原

朝、起きて外を見てみると昨日降り出した雨はまだしっかりと降っている。

2日前の天気予報では晴れの予報だったのに、、、。

旅前の予定では、今日は最後の難関箱根越えの予定だったんだけど、予定を変更。
箱根越えは明日の朝一番にすることにする。
明日はすごく晴れるらしいから、富士山も綺麗に見えるだろう。
今日は午後からの行動として、箱根手前の三島までとすることに予定を変更した。

そう思うと、ちょっとホッとしてきた。
幸いホテルは11時まで入れるし、大浴場&サウナつき。
そんなに長距離の自転車に慣れていない上に、二日連続で150km越え。

いい休養になるだろう。

(ホテルの部屋から撮影)
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さて、大浴場に行く前にコンタクトを入れようと、鏡を見たところびっくり。

左目のまぶたが昨晩よりもさらに腫れている。もうシャレにならないぐらい
もう左目が糸のように細くしか見えないぐらいになっている。

これ、マジでやばいんじゃないか?(相変わらず痛みはない。)

写真を取ってこの目をフェイスブッックに一瞬アップしようかと思ったけど、「いや、これをアップしたら多分見ている友達ほとんどに旅のリタイアを勧められるな」とアップを躊躇する。

腫れはひどい、でも痛みは全くない。目は細くなっているが、見えることは見える。
このまま行けるところまで行ってみよう。


ちなみに左目のコンタクトを入れるのに10分ほど要した。
(なんせ目が細くなっているので、なかなか入らない。)

今年の春、網膜剥離になった目も実は左目だった。
今年は左目の運が異常に悪い。

左目を蜂に刺されたのは神様に「お前、今年左目の病気になっただろ。それを忘れたんか、無理したらアカン。この旅はやめておけ」と言われているんじゃないかと一瞬頭を横切ったが、そんな気持ちはなかったことにした。

 

島田から清水



結局、チェックアウト時間ギリギリの11時までホテルにいて、走り出す。
雨はまだしつこく振り続けていはいるが、朝起きた時より少し小降りになっている。


走りだして、少しすると焼津漁港があった。

寄ってみるととにかく静か。
人どころか、猫一匹いない。

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焼津漁港で、とてもいい感じの食堂を発見。
漁師の食堂という感じの風情。
せっかく有名な港町にいるんだし、海鮮料理もいいなと入ってみた。

港は人一人いないぐらい静かだったけど、お店の中は人気店らしく、たくさんの人。活気がある。
迷った挙句、刺身定食にする。
これがとにかく美味しかったー!
ご飯もお代わりし放題で、大満足。

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焼津漁港を出て、太平洋の大絶景スポット、大崩海岸を目指そうとするが、海岸線の150線が工事中のため、通行止め。

ここにある石部海上大橋を走ることを楽しみにしていたのだが、色々ルートを調べてみたけど、どうしても今日は辿りつけない模様。

仕方ないので諦めて、遠回りだが内陸を走ることにする。

でも、ナビタイムの自転車ナビが代わりに紹介してくれた道が、これまたよかった!

川沿いの緩やかな道で、川好きの自分にはたまらない。
自分はなぜか川に旅情をすごく感じてしまう。あぁ、日本という感じだ。
火野正平さんの「にっぽん縦断こころ旅」のような風景というか。

車もなく自転車オンリーで、とても快適。
シトシトと降り続く小雨もなんだか情緒があっていい。

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とにかく静かで、誰もいない川沿いをゆっくり走って行く。

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 宇津野谷峠という峠を超えて、また太平洋側へでる。
そして安倍川を超える橋に出た時、ついに登場富士山!

いやー感動。
(曇っててほとんど見えないけど。)

新幹線や車でみる富士山もそれはそれで心動かされるが、自転車で自走でみる富士山はこれまた格別。いやー、ここまで走ってきてよかった。
本当にテンションが上がる。
富士山って、日本人にとってはやはり特別なんだ。

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 安倍川を超えると、駿河湾沿いのとにかく一本道、久能街道をひた走る。

ほんと海沿いのひたすらまっすぐな道だ。

この頃には小雨だった雨も完全に止んだ。

久能街道を走っていると、やたら「三保の松原まであと何キロ」という表示が出るので、当初の予定では行く予定はなかったのだが、三保の松原に寄ることにする。

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羽衣の松。

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天気がいいとこんな絶景が拝めるスポットのようだが、本日は残念。
見ることができず。

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売店でソフトクリームを食べる。
店のおっちゃんから、「どこから来た?」と聞かれ、「大阪から自転車で走ってきた」というとびっくりされる。この瞬間は実はすごく気持ちいい(笑)えへんという感じだ。

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三保の松原を出るとすぐ清水の街につく。

清水と言えば、ちびまる子ちゃん。また清水エスパルスと大阪人の自分にとっては静岡では一番名前がピンとくる場所。
そして私のような世代(昭和47年生まれ)ではビーバップハイスクールの映画のロケ地としても馴染みの場所でもある(笑)。仲村トオル清水宏次朗中山美穂のバージョンね。

そんな清水では、自転車のクリートのかかりが悪く、道の地べたに座ってシューズを脱いでクリートの調整をしていたところ、私が自転車で転倒していると思ったのか、一人のおじいさんが、「大丈夫ー?」と駆け寄ってきてくれた。

見た目は普通のおじいさんなのだが、話し方はいわゆるオネエで、「いやーん、倒れて動けないと思ったわー」と、内股気味の小走りで駆け寄ってきてくれたのだ(笑)。

でそのオネエのおじいさん(歳は70〜80ぐらいだと思う)と少しだけ世間話をしたのだが、私が大阪から自転車で来たというと「信じられなーい。」と言ったあと、「私も昔一度だけど、大阪に行ったたことがあるの、懐かしいわー。すごく大切な人がいてね。」みたいなことを話された。そして、その顔はとても嬉しそうでいつくしい笑顔で、まさに少女のようだった(見た目は完全におじいさんだけど 笑)。

基本的に自転車旅は自転車の上でひとりぼっちの時間がほとんどで、あまり誰かと話をするということがない。だから、こういう人との思いがけない会話というのが、すごく印象に残ったりする。

清水では写真の1枚も撮らなかったけど、そのおじいさんと話したことが今も心に残っている。

清水ー三島

さてそんなこともあり清水を出ると久々に1号線。

この旅で初めて、道路標識に東京という文字が。
まだ175kmあるが、ゴールが近づいた感じ。なんか嬉しくなってくる。

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1号線に入ると、自動車の東名高速道路と並走して太平洋岸自転車道というとても走りやすい道がある。
この道をひたすら走る。

太平洋岸自転車道に入るには、下の写真の駿河健康ランドが見えたら、車道から歩道に入って、道の下のトンネルから太平洋岸自転車道に入る必要がある。
ちなみに自動車道の車道側を走るのはとても危険なのでやめた方がいい。
自分もこの旅に行く前に、東海道を自転車で行ったことのある人に、ここだけは注意しろと念を押されたところ。
今後、もし自転車で東海道を行く予定のある方は参考にしてください。

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車で東名高速を使って東京まで何度か行ったことがあるので、自転車でその東名高速と並走するというのはなかなか嬉しいもの。

猛スピードで車の中からみた同じ景色を、自転車で見ながら走るというのはとても贅沢な気分になる。

そして曇りがちだった空も少し晴れてきて、富士山もより輪郭がはっきりしてきた!

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 富士山に向けて、まっすぐな道をひたすらペダルを漕ぐ。

秋の夕暮れが近づき、景色もいい。そして風は完全なる追い風。

由比をぬけ、富士川にでる。

富士山がより近く、最高の気分。

あぁ、自転車で遠くに来るの最高かも・・・。
こんな気持ちのいい気分ない。と強く思った場所でした。

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夕暮れの富士市沼津市とぬけていく。
この間もずっと追い風だ。

一旦、道を間違えて逆方向に走ったら、想像以上の向かい風で、今まですごい追い風で走っていたことに気づいた。

そういえば、3日間ずっと追い風のような気がする。

奥田民生の「風は西から」という歌が頭に流れる。
(自転車漕いでいる間は、当たり前だが音楽が聴けない。その代わり、いろんな歌が代わりばんこに脳内再生で流れる。)
そして、今回の旅の間、一番頭に流れたのはこの歌だ。

風は西から  奥田民生

虹は見えても渡れない 雲をつかむような浮かれた話
虹を渡って雲をつかんで 君にあげるよほんとの話

笑う人には笑っといてもらおう
風は西から強くなっていく

明日へ突っ走れ 未来へ突っ走れ 魂で走れ
明日はきっといいぜ 未来はきっといいぜ 魂で行こうぜ

厚い雲を飛ばして、太陽を呼び出して輝き放題

清水から、三島までの間はずっとこの歌が頭の中でリピート再生。
もうこの旅のテーマソングみたいなもんだ。

雨で始まった3日目も最後はこの歌の通り、厚い雲を飛ばして、
赤富士まで拝ませくれた。

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三島について、三島駅前のホテルに止まって、一人で焼肉を食べにいく。

実はこの旅の1週間前から禁酒をしていて、東京にゴールしたらビールで乾杯しようと思っていたのだが、一人焼肉&3日間ですでに500キロ以上走っている達成感とで、ビールを解禁!
最高のプハーを味わえました。

旅自体は、出発前に想像していたより、何倍も楽しくて、明日終わってしまうのが残念なくらい。体も全然どこも痛くないし、なんならこのまま青森まで行ってしまいたいぐらい。

明日は朝から最高に晴れるそうなので、旅の最終日を楽しみにたいと思う。

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3日目
走行距離123km
3日目間トータル508km
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3日目の宿泊先は富獄の湯ドーミーイン三島
外れなしのドーミインはお気に入りです。

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ニホイチ2日目(旅1:大阪ー東京編DAY2) 愛知名古屋ー静岡県牧之原

昨夜は疲れと、色々あったので気持ちが昂ぶってたのか、なかなか眠れなかった。

11時にはベッドに入ったが、結局眠れたのは2時ぐらいだと思う。

7時に起きて、今日はちょっとゆっくり目の8時に出発。

昨日200キロ走った割には、結構元気。

昨日は名古屋に入る手前でiPhoneが壊れてしまい、名古屋近辺の写真が一枚も撮れてない。

という訳で、なんの変哲も無い名古屋の写真を一枚(笑)。

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 名古屋から豊橋


今日は10月10日で体育の日だけど、実は自分のやっている会社の記念日で、今日で12周年ということになる。(土曜日で休みだけど)

すっごい小さな会社だけど12年、ほんと色んなことがあった。
正直、もうダメだ思うこともたいっぱいで、12年かかっても大した会社になった訳じゃ無い。

でも、こうやって12年(一応干支もひとまわりだ)経って、自分はおっさんになったけどもまだ元気で、こうして初の長距離ライドに挑戦している。こういうのって悪く無い。ちょっと気分もいい。

なんかこの旅が12年の厄落としにもなればいいなと思ってペダルをこぎはじめる。

当初の予定では本日は富士山の見えるところまで(なんてアバウト 笑)。
愛知県を抜けて、静岡県に入ったら太平洋を満喫といきたいところ。

 

さぁ、どこまで行けるか。今日も吹けよ追い風〜!

 

ひたすら1号線沿いに愛知県を抜ける。
さすがに都会。大阪と似たような景色。

知立市岡崎市と抜ける。
とても走りやすい。天気は曇り、風は順風。

3時間ほど走って、お昼前に豊橋到着。


豊橋は過去にも何度か来たことのあるところ(もちろん新幹線で)だが、
名古屋と意外と離れていることに驚く。
大阪人の自分としては、豊橋と言えば名古屋のほんの隣というイメージ。
まさか70kmも離れているとは。

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しばらく走っていると、ボーリング場キャノンボール発見!!

東京ー大阪感をノンストップで自転車で走ること(しかも24時間以内に!)を
自転車乗りの間ではキャノンボールと呼ぶのですが、ここは偶然にも同じ名前のついたボーリング場。

今回の旅の前に、東京ー大阪感を自転車で走った方のブログを結構チェックしてると、やはりこのキャノンボールで記念写真を撮っている方が多かったので、ここを通るのをちょっと楽しみにしていた。

もちろん撮影!
なんか嬉しい。ちょっとしたことでテンションが上がる。

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湖西市ー浜松ー島田

湖西市に入って、丸亀製麺で昼食。
もうとにかくお腹がすごい空いていたので、最高にうどんがうまい。


ご飯を食べて、湖西の工場街を抜けたら、いよいよ浜名湖登場!
いやー開放感があります。

ここが距離的にはちょうどこの旅の中間地点。


弁天島が見えて来たので、自転車を止めて撮影する。

この撮影をしている自分の後ろを、新幹線がすごい勢いで走っていく。
この弁天島の鳥居は新幹線からもよく見る景色。
そんな所に自分がいるというのが嬉しい。
しかも自転車で。
なんかじんわりと喜びのような満足ような感情が込み上げてくる。
自転車で遠くにくるのって、楽しい!

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浜名湖をすぎて、浜松市磐田市と抜ける。

この辺りで印象的だったのは、天竜川を抜けて海沿い走っていると、道が砂浜になって抜けれなくなったこと。最後はスズキの工場の下の、車一台やっと通れるというかという地下トンネルのようなものを抜けて、やっと通常の道に抜け出すことができた。

基本、海沿いを走っていきたいなと思っていたが、海沿いは工場なども密集しているのでちょっと難しそう。海沿いから一本内側の国道150号線を走ることにする。

↓下の写真は天竜川を超えて、海沿を走っていた所。ずっと一直線。

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ここから、御前崎を目指して、ひたすら150号線の一本道。
せっかくなので夕日の名所と言われる御前崎で、夕日を見たいと御前崎を目指すことにしたのだ。

しかし、この150号線の1本道が、とにかく長く感じた。

まっすぐな道で、遠くまでこの1本道が見通すことができる。
風景も工場団地なので、変わり映えしない。
土曜日の工業団地だからか車もあまり通らない。信号も少ない。

 

その道が30キロ。

昔、種田山頭火の俳句で「まっすぐな道でさみしい」というのがあったが(自分は漫画で読んだ)、まさにそんな感じ。

まっすぐで先まで見通せて、変わり映えのしない風景というのは退屈なものだ。

先がわからなくて、曲がりくねっている道の方が、刺激があって楽しい。

これって人生と一緒かも(笑)

自分はそう曲がりくねっている道を楽しいと思う人間なので、実際の人生も色々曲がりくねっているのかも(笑)。なんでも自分で選んでいる通りというとだ。


まっすぐな道を走っている間は時折、近くの町から聞こえる祭り囃子の音と(とにかく道も静かなのだ)、道路標識の「御前崎 何キロ」という距離が縮んでいくのだけが楽しみ。

この時点で、時刻は15時過ぎ。日の入りの時刻は17時20分。

あと30キロだから、自分の脚では御前崎で日の入りを見るには、かなりギリギリの感じ。
とにかくひたすら、この一本道を愚直に走る。

御前崎 25キロ」
御前崎 20キロ」
御前崎 15キロ」


道路標識は順に変わってくる。

と、そんなこんなことをしていると、頬にポツリと大粒の雨を感じる。

 

やばい、雨だ。

そういえば、天気予報でも夕方から静岡の一部で雨が降るとあった。


雨から逃げるようにスピードをあげる。
御前崎 10キロ」
御前崎  5キロ」

このあたりで、頬にあたる雨がさらに増してくる。

すると、目の前に久しぶりにコンビニミニストップを見つけた。
久しく休憩もしてなかったので、休憩することに。

するとコンビニに入った瞬間、間一髪で外は大雨に。
バケツをひっくり返したような大雨。
まさに土砂降り。危なかった。

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この時点で16時30分。 御前崎まであと10キロ。

 大雨は止む気配はない。御前崎に日の入りを見にいくのは諦めた方が良さそうだ。

結局、雨が小降りになるまでこのコンビニに40分ぐらいいた。
その間に、今日の宿を探す。
ここから先20キロほどの島田市というところで宿が取れた。

雨が少し小降りになり、このコンビニで簡単な雨合羽を買って、また走り出す。
外はもう薄暗い。御前崎に寄れなかったのは残念だけど仕方ない。

走っているうちに、雨はすっかり止んでくれた。ちょっとしたスコールのようなものだったのかも。
すっかり真っ暗になった道をライトをつけて走る。
結局、昨日に続いて今日も夜になってしまったな。

東名高速の吉田インターチェンジのすぐ近くのホテルに到着。
とても綺麗なホテル。

で、ホテルに入って鏡をみて驚いた。
昨日、蜂に刺された左目のまぶたが、まるでお岩さんのように腫れてしまっている。
朝は全く腫れてなく、昼間も腫れてなかったのだが、、、。

ホテルの近くのファミレスに行くついでに、ドラッグストアがあったので、蜂刺されの薬はないかと聞いてみたところ、対応してくれた店員さんに「ここまで腫れていると、病院に行った方が良いのではないか?」と言われてしまった。

今日は土曜日だし、腫れている以外痛みもまったくない。

とりあえずその日は虫刺されの薬を塗って、眠ることにする。

疲れていたのか、すぐに眠りに落ちた。


2日目 愛知県名古屋市栄〜 静岡県島田市
走行距離 177km
2日間トータル 305km

 

 
宿泊先ホテルは東名高速吉田インター近くCANDEO HOTELS島田
新しく綺麗で、大浴場もサウナもあり快適でした。

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ニホイチ1日目(旅1:大阪ー東京編DAY1) 大阪梅田ー愛知名古屋

 

いつの頃からか大阪から東京へ自転車で行ってみたいとずっと思っていた。
実際、テレビで有名人がしたり、友人が何日かかけてチャレンジしたりするのを見たりすると、とても羨ましかった。

でも、なぜか自分が行くことはないなと勝手に決めていた。

そんな感じだったのだが、今年の5月、網膜剥離という病気になった。

今までの自分は入院もしたこともなければ、手術もしたことがなかった。
そういう人間は大概そうだが、病気や怪我は自分には関係ないと思って生きている。
だから、目に違和感があると思って眼医者に行った時に「網膜剥離」と診断された時はたいそう驚いた。


そして、手術が終わって、しばらく病院のベッドで安静にしている時にこう思った。

「もう、43歳。いつまでも若いと思っていたけど、どうもこれはあっという間に歳を取りそうだ。

いつかやろうと思っていることは、さっさとやってしまおう。」

そしていくつかあるいつかやろうの中で真っ先に思い浮かんだのが、大阪から東京まで自転車で行くことだった。

幸い2年前トライアスロンを友人に勧められて、ロードバイクを購入していた。
でも、スイムが苦手なのと、体力に不安があるのでどうもトライアスロンを続けるのに疑問を感じていた。でも、せっかく買ったロードバイクがもったない。
この旅は、このロードバイクを生かすことにもなる。

カレンダーを見ると10月に土日月の3連休がある。
その前日の金曜日に休みをとってトータル4日間でやってみようと決めた。

大丈夫、世の中には1日や2日で東京ー大阪を自転車でいく人が何人もいる。
体力に自信のない43歳のおっさんでも4日あればなんとかなるさ。

そして退院してからの5ヶ月間は、毎日このことばかりを考え、準備し、楽しみにしていた。
その間、ビワイチ(琵琶湖1週)を2回、アワイチ(淡路島を一周)を1回して、1日に100キロ以上を自転車で走る練習にも励んだ。


出発前の計画的にはこんな感じにした(あくまで予定)

・初日(1日5府県!)大阪梅田~京都~琵琶湖~鈴鹿峠~関宿~名古屋


・2日目(太平洋満喫!)名古屋~豊橋浜名湖御前崎~焼津


・3日目(富士山満喫&箱根越え!)焼津~大崩海岸~富士~箱根~芦ノ湖~小田原

・最終日(ゴールゆるーく京浜!)小田原~江ノ島~鎌倉~横浜~東京タワー~東京日本橋

 
4
日間あるので、それなりに東海道を観光しながら行くつもりでいる。

 

大阪ー京都ー滋賀ー三重県亀山

当日前夜は楽しみすぎてあまり眠れなかった。

5時前に起きて、出発。

まずは夜明け前の十三大橋を渡る。
これからどんな旅が始まるのか、最高にワクワクした気分。
本当に子供に戻った気分だ。

 

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とても静かな朝。

自宅近くのいつもの見慣れた景色だが、これから遠くまで自転車でいくという高揚感からか、なんだかいつもと違って見えるから不思議だ。

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夜明けの梅田のヨドバシカメラ前。
人はほとんどいないが、わずかな人に「ねぇ、ねぇ、僕これから自転車で東京まで行くんですよ」と話かけたい気分(笑)

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大阪ー東京と言えば基本、国道1号線の制覇ということになる。

ここはやはり梅田にある1号線の終点地点からスタート。
ゴールは東京日本橋の1号線の始点!

もちろん朝早いので、誰もいない。

スタート時刻はジャスト6時。

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ここからは走り慣れた淀川堤防ぞいで京都へ目指す。

写真は枚方付近。いい天気になりそうな予感。

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忘れもののないように、昨日から何度も何度もチェックしたのに、朝ポカリいれたときに、蓋を家に忘れてきた。。。ガーン!

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出発するときにFacebookで、大阪ー東京へ自転車で行くことをアップしたら、たくさんの友人から、激励のメッセージがたくさん入る。

嬉しい。テンションが上がる。

木津川を過ぎる。とてもきれい。

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2府県目、京都。
ここまではずっと追い風で快適そのもの。

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 本来の東海道は、日本橋から京都三条大橋と聞いたことがあるので、律儀に遠回りだが三条大橋まで来る。ここから、旧東海道を通って琵琶湖へ。

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京都から琵琶湖までも何度か走ったことがあるので、慣れ親しんだ道。
三条大橋から峠を登り、下ればすぐ琵琶湖が見えてくる。

3府県目、滋賀県
ここで一回目の休憩。
時間は10時10分。ちょうど4時間でここまできた。
自分にしては、かなりいいペース。

写真は近江大橋の上。
暑くもなく、寒くもない気持ちいい気候。
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さていよいよ、ここから先は初めて走る道ということになる。

琵琶湖から離れて野洲川沿いへ、長い長い街道を走っていく。
まだ一度も走ったことのない知らない道を走り出すと、なんとなく旅に出ているんだという気持ちが強くなってくる。

と、道はいつのまにかゆるくて長い坂道となる。
これは鈴鹿峠だ。

自分は、峠や坂道が基本的に苦手だ。
ロードバイクに乗る人は、峠や坂道が大好きという人が非常に多い。
わたしは、軟弱ライダーなので、どうもその楽しさがわからない。
いつかわかるようになるのだろうか。

そんなことを思いながら登っていると、意外とすぐに鈴鹿トンネルに着いた。
これで登りは終了。
思っていたより、鈴鹿峠は楽な緩やかな峠だった。
(後で知ったが、滋賀側から登るのと、三重側から登るのとではこの鈴鹿峠、全然違うらしい。三重側からだと結構な斜度となる。)

トンネルを抜ければ、4府県目の三重県だ。

しかし、滋賀って南北に縦に長いだけって思ったのに、こんなに東西にも長いとは。滋賀長かったー。
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鈴鹿峠の上から。
とても気持ちのいい景色。

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ここからは一気に下り。

最高に気持ちいい。
車もほとんど走ってないので、結構車道の真ん中を走った。

そのとき、この旅、最初のトラブル発生!!

坂を下っているときに、前方から何かが飛んできた!

そしてまさにバチンという音とともに、自分の顔面ちょい上に何かが当たった。

そして、その数秒後、左まぶたの上に、今まで経験したことのないような痛みが!

ズキンというか、一瞬、何か太い針が目に刺さったような痛みだ!

なんだこれは。。。

そう、蜂だ。

蜂が顔面に飛んできて、私の左のまぶたをさして、飛んで行ったのだ。

もちろんサングラスはしていた、その隙間から入って刺して行ったのだ。

実は蜂に刺されるのは、これが人生初。
43歳にして初めての出来事である。

この痛みからすると、かなりの大きな蜂に思える。

怖くなって、自転車を脇に止めるもまぶた時代は腫れていない。

そして、不思議なことに痛みはすぐにひいて行った。
刺された瞬間だけ痛くて、もう全く痛くないのだ。
(これは後で、大変なことになるのだが。。。)

とりあえず先を急ぐことにする。

鈴鹿峠を降りると、関宿という宿場町に。

ここは以前、自転車で大阪から東京まで走った友人に、とてもいいところだから寄った方がいいよと勧められて寄ったところ。

タイムスリップしたような、昔の宿場町がそのまま残されいてる。

とても静かなところだった。

今日は平日の金曜日なのだが、不思議な感じがする。
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関宿をこえ、亀山市付近のミニストップで休憩。
この時点で130kmほど走ってきている。結構、疲れを感じるようになって来た。
時刻は14時。

カルボナーラスパゲティと菓子パンを食べる。
同時に楽天トラベルで今夜の宿泊先を探す。
(基本、宿泊先はその日に予約するスタイル)

トイレで蜂に刺されたまぶたを確認するが。
確かに小さく刺された後のようなものがあるが、全く腫れておらず痛みもない。

三重県亀山ー愛知県名古屋

今日の目的地名古屋まで、後70kmほどだ。

名古屋では、夜、名古屋の友人と晩御飯を一緒に食べる約束になっている。


亀山市鈴鹿市四日市市と順調に走り抜ける。
秋なので陽は短い。

この辺りはあまり写真も撮らず、とにかくひたすらペダルを漕いだ。

距離も150、160キロと伸び、ランニングハイならず
サイクリングハイになってきた。
とにかく気分が良いのだ。

そこでグイグイこぐ。


そして、木曽川を超える頃だと思う。

本日、2度目のトラブル発生!!!!

木曽川に架かる橋を渡るとき、サイクリングハイになっているあまり、
そのジョイント部分を全く減速せずに突っ込んでしまった。

そしてそのジョイント部分には、かなり段差があった。

その段差で自転車が大きく跳ね、その勢いでハンドルにつけていた
iPhoneが外れて大きく宙に浮いてしまった。

そして、宙に浮いたiPhoneは引力に逆らうことなく、地面に叩きつけられてしまった。

そして、ものの見事にiPhoneは砕け散ってしまった。。。。
まさに木っ端微塵。ウンともスンとも言いません。

この木っ端微塵になった瞬間、なぜか笑ってしまった。
「嘘やろ?」
笑ってしまったのは、サイクリングハイになっていたのもあるのかも知れない。
しかし、数秒後には冷静になり、さっと血の気が引いていった。

このiPhoneをナビ代りにしていたので、今どこにいるのかもわからない。
これから名古屋までどう行けばいいのか道もわからない。
電話もかけれない。誰にも連絡が取れない。

一瞬、早くもリタイアを考える。

蜂に刺されたのも、iPhoneがぶっ壊れたのも、この旅はやめておけという何かの暗示かも知れない。。。。
でも、とにかく前に進むしかない。

スマフォがないときって、どうだった?

そうだ、地図だ。そして、公衆電話だ。

このとき唯一助かったのが、名古屋で会う予定の友人の会社名を覚えていたことと、
今日が平日の金曜日ということだ。

とにかく、道を進みながら公衆電話を探す。
(しかしこれが今時、全くないのだ!!!)

何キロか走ってやっと公衆電話を見つける。
そして、番号案内104に電話。
(思えば番号案内に電話するのも、すごく久しぶりだ。今はなんでもネットで調べる。)

そして今日夜会う予定の友人の会社名を告げ、なんとか電話番号がわかった。これでまずは一安心。

そして、友人に電話。
なんとか友人に電話が繋がり友人に事情を説明。

友人が先にアップルストアに予約してくれて、ホテルまで迎えに来てくれることになる。ありがたい。

そしてコンビニで、名古屋の地図を買う。
でも紙の地図の見方を忘れてて、自分が何処にいるかいまいちよくわからない。

いやー、この一連の出来事で自分がいかにスマホに依存してるのがよーくわかった。

スマホがなければ、連絡もできない、道も迷子。完全にアウトだ。
こわい、こわい。

この時点で17時ぐらい、道も暗くなって来て(秋の夕暮れは早い)、
まだゴールまで30キロほどある。なんだか心細くなって来た。

でも、川を超えるために登った橋から、遠くに名古屋の高層ビル群が確認できた。
明らかに一箇所だけ、ビルが密集しているところがある。
とにかくその方向に迎えばいい。
それが見れてから随分安心して、名古屋まで走り抜けた。

もう地図の見方もわからないし、道行く人に尋ねまくってなんとか19時にホテルに到着。

友人と合流して、アップルストアに。
初日から痛い出費はなったが、新しいiPhoneを購入。

本当にそのときの友人には感謝しかない。


↓下の写真はアップルストアで撮影した、木っ端微塵になった私のiPhone
友人のスマホで撮影したもの。

この初日の旅の写真も全てこのiPhoneで撮影していたので、全てパーになってしまった。。。

このブログにあげている写真は、旅の途中でFacebookでアップしたものをあげています。いやー途中でFacebookにあげていてよかった。
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ちなみに200キロ走って来たそのままの格好で、栄のアップルストアにいたので、他のお客さんにやたらジロジロ見られた(笑)
かなり汗臭かっただろうし。

でも、そんなトラブルも、対応してくれたハーフの男前のスタッフさんが、
「大阪から1日で名古屋まで走ってくるってすごいですね。東京まで必ず言ってくださいね」と笑顔で言ってくれたことも今ではとてもいい思い出だ。

そして全て終わって、ホテルのレストランで友人に味噌カツ定食をご馳走になった。

最高にうまかった。

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波乱万丈の初日は、そんな感じ。

距離は200キロちょいで、200キロをこえて走ったのもその日が人生初の日だった。

色々あったけど、楽しかった初日でした。


iPhone壊れてから、あまり写真は取れなかったけど、その日私が寝る直前にFacebookに書いた文章の引用↓

 朝から12時間200キロ自転車漕いで、最後は迷子になってアップルストアに2時間いて、その後の味噌カツ定食、死ぬほど美味かった。生き帰った!

しかも、こんなにお世話になったのにご馳走にまでなり、○○さんには頭が上がりません。本当にありがとうございました。
マジで○○さんと名古屋で会わなかったら、名古屋でリタイアしてたかも。それほど、iPhone壊れてからの四日市〜名古屋はキツかったー。

 

大阪市淀川区十三ー愛知県名古屋市
走行距離 208km

 

 


 初日の宿泊先は名古屋クラウンホテル。
 

大浴場もコインランドリーもあってなかなか快適でした。

travel.rakuten.co.jp

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0190.hatenablog.com

自転車細切れ日本一周旅 プロローグ

 トライアスロンを始めるも、ショートディスタンス出場3回で挫折(笑)

せっかく購入した自転車で、若い頃からの夢でもあった日本1周ツーリングをはじめることにした。

普通に仕事しているので、連休などを利用してのコマ切れ日本1周です。
しかも暑いの寒いの苦手なので、基本春や秋のいい気候の時期だけ。
正直、日本1周達成まで何年かかることやらわかりません(笑)。
気長にやっています。


夜は野宿やテントではなく、ビジネスホテルを利用する、中年のおっさんにちょうどいい軟弱旅です。あんまり無理はしません(きっぱり)

時速はアベレージ20km前後。
1日150から200kmぐらいの距離が目安。
団体行動が苦手なので、基本寅さん気分でのさすらい一人旅(笑)。

大阪の十三(じゅうそう)というところに在住。

今まで走ったところ(2018年10月15日更新)。

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旅1 大阪ー東京4日間(2015109日~12日)650km


f:id:nakajima0190:20170615151802j:plainDAY1 大阪梅田ー愛知名古屋
DAY2
 愛知名古屋ー静岡県島田
DAY3
 静岡県島田ー静岡県三島
DAY4
 静岡県三島ー東京日本橋

旅2 大阪ー広島2日間(2016521日~22日) 372km 

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DAY1 大阪梅田ー岡山県水島
DAY2
 岡山県水島ー広島

旅3 広島ー鹿児島4日間(2016107日~10日)616km

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DAY1 広島ー山口県下関
DAY2   
下関ー佐賀県鳥栖
DAY3
 佐賀県鳥栖ー鹿児島県出水
DAY4
 鹿児島県出水ー桜島

旅4 大阪ー富山3日間(201754日~7日)457km

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DAY1 大阪ー福井県敦賀
DAY2
 福井県敦賀ー富山県砺波
DAY3
 富山県砺波ー富山県ヒスイ海岸

旅5 富山ー熱海3日間(2017年6月3日~5日)443km

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DAY1 富山駅ー長野県白馬村
DAY2
 長野県白馬村ー山梨県甲府
DAY3 山梨県甲府ー静岡県熱海

 

旅6 東京ー青森4日間(2017年9月8日~11日)778km

 

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DAY1 東京日本橋ー福島県郡山
DAY2
 福島県郡山ー宮城県大崎市三本木
DAY3 宮城県大崎市ー岩手県二戸
DAY4 岩手県二戸市ー青森駅

旅7 福井県敦賀島根県出雲3日間(2017年10月8日~10日)468km

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DAY1 福井県敦賀ー兵庫県豊岡
DAY2
 豊岡ー鳥取県皆生温泉
DAY3 皆生温泉ー島根県出雲

旅8 紀伊半島1周(2018年5月3日〜5日、5月26〜27日、6月16日)859km

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DAY1 大阪市内ー和歌山県白浜町
DAY2 白浜町ー三重県熊野市
DAY3 三重県熊野市ー尾鷲市三木里(リタイア)
DAY4 三重県熊野市-志摩市阿児の松原海岸
DAY5 志摩市阿児の松原海岸-四日市市
DAY6 大阪-奈良-津市

旅9 下関ー出雲(2018年8月12日〜13日)352km

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DAY1 下関市ー角島大橋ー萩市−益田市
DAY2 益田市−浜田市−大田市−出雲 

 

旅10 鹿児島ー宇佐(2018年9月15日〜17日)559km

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DAY1 鹿児島市ー宮崎市(199.8km)
DAY2 宮崎市ー臼杵市(182.5km)
DAY3 臼杵市ー宇佐市(176.9km)
 

旅11 宇佐ー長崎市2018年10月13日〜15日)445km

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DAY1 宇佐市ー北九州市ー福岡市博多(164.5km)
DAY2 博多ー平戸ー佐世保(163.4km)
DAY3 佐世保ー長崎市(117.5km)

コラム

別のメディアに書いたコラムを転載しています。
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