【コラム】愛と天丼の大阪マラソン
このコラムは別のメディアに掲載されたものの転載となります。
直接、自転車旅とは関係ないですが転載しました。
久しぶりに4時間を切れた大阪マラソンをネタにしたコラムとなります。
愛と天丼の大阪マラソン
「ゴールまで、あとたったの41キロ!」
今年の11月に開催された大阪マラソン。スタート地点の大阪城公園を出てすぐに見かけた応援看板に書いてあった言葉だ。掲げている人は、見かけいかにも素朴という感じの男性。ニッコリともせず、無表情でその看板の隣にポツンと立っている。
「なんでやねん!」
「たったのって、まだスタートしたばっかりや!」
「なんで無表情やねん」
みんなお約束とばかりに、笑いながらその看板と男性に突っ込みながら通り過ぎていく。長い旅のはじまりだ。今年は花曇りで気温も低く、最高のマラソン日和。
過去にフルマラソンは10回走った。10回走って、フルマラソンはしばらくいいかなと最近はお休みしていたのだが、大阪マラソンだけは特別。毎年申込むのが通例になっていて、今年6年ぶりに当選した。
当選確率はかなり低く、かなりのプレミアチケットなので、重い腰をあげて2年半ぶりにフルマラソンを走ることにした。当選が決まった5月ごろから朝のジョギングも再開して、それなりに準備をしての参加だ。
大阪マラソンはお祭り要素の強いマラソン大会である。
大阪城公園をスタートして、普段、絶対走ることの出来ない大阪のメインストリート御堂筋を走り、大阪ドーム、通天閣などの大阪名所をめぐり42.195キロ先の南港のゴールを目指す。コースも魅力的なのだが、走っている人のコスプレや、道中一度も途切れることがない沿道の応援にも、大阪らしく「笑い」がいっぱいあるのがこの大阪マラソンの魅力のひとつだ。
昨今のマラソンブームの火付け役といわれる東京マラソンや大阪マラソンなどの都市型マラソンは、人気でなかなか当選することが出来ない。なので、過去10回走っているマラソンは、抽選のない川沿いをひたすら走るような大会が多かった。42キロにもなる道を閉鎖するということはやはり難しく、マラソン大会は交通規制の必要のない川沿いになることが多いのだ。
この川沿いを走る大会というのは、どうしても単調になる。景色はどこまでいっても同じ、沿道の応援というのも少ない。
これはこれで、ストイックな感じがして好きという人もいるのだが、私はやはりこのヴァリエーション豊かなコースで、応援の多いお祭りマラソンが大好きだ。
何度走っても、42キロを走るフルマラソンというのは過酷である。10度経験した私でも慣れるということはないし、走っている間はかなりキツい。身体のキツさあるが、精神的な辛さもある。この途切れない応援、お祭りムードはその精神的な辛さをかなり緩和してくれる。とくに「笑い」は、その効果も強い。
マラソンを走っていると言うと、走っていない人によく聞かれる質問がある。
「ランニングハイって本当にあるの?」という質問だ。
これは、ある人とない人があるようだ。私のランニング友達に聞くと「そんなのも全く無い!」と言う友人も結構いる。
「とにかく走っている間はしんどいだけ。ランニングハイで気持ちよくなった経験なんて一度もないよ。42キロの間中ずっとしんどくて、もうやめよう、もう歩こうと思いながらずっと走っている」
ということである。
でも、その友人もゴールすると、
「あんなにしんどくて二度とマラソンなんかやるかって思いながら走っていたのに、ゴールして数分すると、もうちょっと練習しよう、次はこうしよう、また走りたいなと思っちゃうんだよね」
とのことである。つくづくマラソンというのは不思議なスポーツだし、そういうところがマラソンの魅力なのかもしれない。
で、私はどうかというと、走っているとすぐ気持ちよくなっちゃうタイプである。
これがランニングハイだとはっきり断定は出来ないけど、10キロも走ると気持ちよくなってきて歌でも歌いたい気分になって来る。「あぁ、気持ちいいなぁ」と小さく声に出してつぶやいてしまうこともあるぐらいだ。
感情も豊かになる。老人ホームの前を通りかかったときに、車椅子姿のお婆さんたちが必死に応援したりするのを見かけたり、他人のことなのに絶叫に近いような声をあげて応援してくれる人を見かけたりすると、ジーンと涙が出そうになるときがある。いや、実際は、ちょびっと涙が流れていると思う。あまり涙を流すなんてことは普段ないのだけど、フルマラソン中はそんな感傷的な気分にもなるのだ。
私の場合そのランニングハイのような感覚が42キロ走っている間、波のように繰り返し生まれたり消えたりする。10キロぐらいで気分がよくなって、15キロぐらいでまた消えてしんどくなって、20キロぐらいでまた気持ちよくなって……と繰り返されるわけだ。そして距離を増すごとに、その間隔がどんどん短くなってくる。30キロを超えたあたりからは、1分ごとに気持ちよくなったり、しんどくなったりの繰り返しとなる。
お笑い好きの人ならよくご存知だと思うが、お笑い用語で「天丼」というものがある。同じボケを何度も繰り返して笑いをとるというお笑いの常套手段だ。漫才などでは、後半になればなるほどこの天丼が加速して、畳み掛けるようにボケをかぶせまくることで大きな笑いが生まれる。そんな漫才のように、マラソンも後半になればなるほど、ランニングハイの天丼が加速していく。
今年の大阪マラソンもそうだった。38キロの大阪マラソン最大の難所と言われる南港大橋の坂を登っている辺りから、疲れのピークがやってきた。ここからは、気持ちよさよりしんどさの方が勝ってくる。あと3キロが本当にしんどい。もうやめたい。歩きたい。なんでマラソンって42.195キロやねん!中途半端やな!40キロちょうどでええやろ!そんな大昔から決まっているマラソンのルールにまで物申したくなるほど、キツくなってくる。それほど最後の2キロがしんどいのだ。
そのときだ、最高の天丼がやってきた。
「ゴールまであとたったの1キロ」
どこかで見た看板だ。そう、スタート直後にいた「ゴールまであとたったの41キロ」の看板を掲げていたあの素朴な男性が、同じ看板を持ってゴール1キロ前に立っていたのだ。しかもスタート直後「41」だった「4」のところに大きくバツ印をし、「1キロ」の部分だけを残して。
最高だ。「天丼」が効いている。さすが大阪。
しかもその男性、相変わらずニッコリともせず無表情。
「なんで無表情やねん」
つぶやくように小さな声でつっこむと、一気に疲れが吹っ飛んだ。笑いがこみ上げてくる。その勢いで最後の1キロをダッシュする。
ゴール。タイムは3時間56分。ぎりぎりサブフォーと言われる4時間ぎり。2年半振り11度目のフルマラソンで、自己新記録更新だ。
大阪マラソン、やっぱり面白い。愛と笑いにあふれている。
ゴール地点で完走の証のフィニッシャータオルをかけてもらいながら、「しんどい、もう走らなくていいんだ」というほっとした思いと、「来年も当選しますように」という思いが心の中で波のように交互に繰り返していた。
ニホイチ23日目(旅7:敦賀ー出雲編DAY3)皆生温泉ー島根出雲
敦賀ー出雲旅、3日目。
今日、10月10日は自分が経営する会社の周年記念日。今日で14周年になります。そんな大事な日なのに、代表者は休みをとってまた一日自転車で走ります(笑)。
スタッフの皆さん、どうぞよろしくね。私は14年続いた感謝の意を神在月の出雲大社さんに伝えるという大事な業務を遂行します(という、すんごいこじつけ 笑)!
昨夜は連休の最終日、平日前ということで皆生温泉のいいホテルに安〜い値段で泊まれました。朝風呂も入って、昨日の疲れも吹っ飛びいい感じです。
あと100キロ弱。今日は境港を回って、実は生まれて初めて行く島根県を走ります。
皆生の海岸。
今日も朝早くからすでに暑い!
チェックアウトのとき、安全の御守りを頂きました。こういう小さな心遣いがいいですねー。
国道431号、大山パークウェイで境港へ。かなり交通量は多め。
そういえば、大山見なかったなー。朝ごはんはこの道沿いのコメダ珈琲で。
境港到着ー!
境港2
静かー、そしていいところ。潮とさかなの匂いがする
写生をする子どもたち。第2の水木しげるが育成されてます(笑)
境港駅!もうあらゆるところが鬼太郎!
妖怪神社!
ねずみ男!
前からずっと来たかった、水木しげるロード。
水木しげるロードは残念ながらリニューアル工事中。
水木しげる記念館、突入ー。
書斎。
撮影オーケーなところ
砂かけババア発見。けっこう怖い。
この後、水木しげる記念館の人に話しかけられてしばらく自転車談義をしました。(その時もずっと砂かけババアや横にいました笑)
水木しげるロードをあとにして、江島大橋(ベタ踏み坂)へ向かう。
ダイハツタントのCMで一躍有名になった江島大橋。通称ベタ踏み坂。
自転車は歩いて渡れとのこと。
鳥取側は緩やかなもんです。
ベタ踏み坂の左手。
江島大橋頂上付近。飛んでる気分。高所恐怖症の自分には実はかなりこわい。
島根側。
こちらが急角度の島根側。下り!こわー。
でも景色はいい!
坂の中ほど。
坂を下りると島根県。
グッバイ鳥取。とっても走りやすい県でしたー。
島根側から見たところ。管理する
有名なこの写真は、かなり遠くから望遠で狙ってるらしい(笑)
ベタ踏み坂、やっぱり人気の観光スポットらしく、平日なのにけっこう撮影してる人がいます。
中海。
大根島の道。すんごい逆風!すすまん!
松江市が見える。島根もきれい!
中道2
この中道。神仏の通い路とのこと。出雲大社、近いねー。
松江城!
青柳楼の大灯籠。
宍道湖沿いの9号線。とにかく逆風、向かい風。進まん!
宍道湖抜けた!長かったー。風も強いし、キツかった!
来た、出雲市!あと20キロ。
出雲の町
からさで大橋。
あと5キロ、ラスト。もうゴールは近い。まだまだ強い向かい風!
来た、日本国旗がはためいてる。管理する
到着!出雲大社。
出雲大社から出雲駅まで戻り、今回の旅完全終了!
今回もいい天気で無事なことに感謝です。
自転車を輪行バッグに詰めました。
特急やくもでの長旅となります。
やくもの一番後ろの席はバッチリ自転車が置けます!
ちなみにサンダーバードは置けない。
車窓からは、ついさっきまで走ってた宍道湖が見えます。
今回の旅もこれで終了です。
最後に特急やくもの中でFacebookにあげた文章の引用です!
15時にゴールの出雲大社に無事到着。お参りをして、出雲市駅から特急やくもにて帰阪中です。大阪まで5時間かかります。遠いな〜。しかもやくも、めっちゃ揺れます(笑)
10月は神無月っていうけど、出雲大社は逆に神さんが集まってくるので神在月っていうんだよってある人から教えてもらってから、日本一周自転車旅の山陰編は10月にしようと決めてました。
先月、東北旅に行ったばかりだし、どうしようかとも一瞬思ったけど無理してでも行って良かったです。今回もいい天気(ちょっと良すぎるくらい)で、最高の3日間でした。そして鳥取と初めて行った島根がとても身近な県になりました(自転車で走ったり、ランニングしたりすると、その土地のことがほんとに好きになるんですよね、何故か)
(旅7:敦賀ー出雲編DAY3)
走行距離100km
1日間トータル468.7km
[ニホイチ旅全トータル 23日目3911.1km]
続きはこちら
ニホイチ22日目(旅7:敦賀ー出雲編DAY2)豊岡ー鳥取県皆生温泉
敦賀ー出雲自転車旅、2日目スタート。
昨夜はほんとは城崎温泉に泊まりたかったんだけど、空いているホテルが連休中でべらぼうに高かったので諦めて、豊岡駅前のホテルに泊まった。しかし、これが大当たり。料金はかなり安いのに、綺麗だし大浴場はあるし、サービスもすごく良かった。この自転車旅も7度目になると、かなりホテルの目利きが良くなって来た気がする。最近は当たりが多い。なんでも慣れだな。
今日は鳥取県突入。約200キロ先の皆生温泉を目指します。
豊岡市役所。カワイイ。
かなり霧の濃い朝。円山川沿で城崎を目指します。
武藤の店(笑)
円山川沿、県道3号。通称円山川リバーサイドライン。走りやすく、景色もいい。
あっと言うまに、城崎温泉到着。めちゃ近くだった。
城崎温泉に来るのは小学生の時以来。
朝早く外湯めぐりする人が浴衣姿でいっぱい歩いている。カランコロン下駄の音があちこちから聞こえます。
久しぶりに日本海に出た!城崎マリンワールド。日和山海岸。子どもの頃、海の岩の上にあるお城が竜宮城やでと言われて頑なに信じた記憶がある(笑)
御侍岬。かなり峠を登るのに骨がおれたけど、絶景です。丹後半島の先端、経ヶ岬まで見えます。
峠越え、海沿いの最高の下り坂。
竹野浜の街並み。木造の家で統一されてる。
猫崎半島。そういえば座ってる猫のよう。今日の日本海も湖のように穏やか。
切浜。淀の洞門。
絶景が続くので景色半島飽きないが、アップダウンが続くので道はかなりキツイ。
はさかり岩。岩と岩の間に岩が詰まってる
美町、今子浦のかえる島。めっちゃかえるの形してる。
今知ったけど、城崎から香住までの海岸線を但馬コースタルロードと言って、日本の名道50のひとつに数えられる絶景ポイント道らしい。ほんとに景色はいい。
でもアップダウンも激しく、まさしくジェットコースターのような道。
香住町で小休止。たい焼きー
香住の峠越え。今度は山の中。天気良すぎて、暑いぐらい
余部。昔、ここに鉄橋があったらしいです。
妙見宮。階段ほぼ直角病ん。もう梯子やね。登ってみたい気もするけど、転けたらアウトなのでパス!
桃観峠、登りきったところの桃観トンネル。
事前に思ってたよりも高低差の激しい道!もうお昼前なのにまだ三分の一。うーむ。
新温泉町。
みたび綺麗海岸線に。海の色はエメラルドグリーン。
山陰海岸ジオパーク。穴見海岸。
七坂八峠。しんど。なんか今日、全部の坂道をトータルしたら箱根峠より登ってそう(笑)
登った!絶景、絶景。
峠は登るのしんどいけど、それでも登ると絶景が待ってます。
見える岬は羽尾鼻。
いい天気。
岩美町に入ったということは、鳥取県に入った模様。鳥取県の県境の看板見過ごしたな、残念。
でもここまで兵庫県とは、兵庫やっぱデカイな。端はウチの家のすぐ近くの尼崎やもんな。
ちょっと寄り道、岩美駅。
30代の真ん中らへん、ちょっと病んでいるときがあって(笑)、その頃はまって何度も見返してたのが鳥取を舞台にした映画「リアリズムの宿」。
すごいヘンテコな映画なんだけど、その病的な感じがその頃の自分にあって何度も何度も見返した。おそらく10回以上。これ観るとなんか元気になるという感じだったので。
今回、鳥取に行くとなって真っ先に思ったのがそのロケ地に行きたいという、いわゆる聖地巡礼(リアリズムの宿の聖地巡礼したやつは相当少ないと思うが)
調べてみると、ほとんどが内陸でちょっと今回は行けないなという場所だったんだけど、唯一ラストシーンに使われたこの岩美駅だけ近くを通るとわかって楽しみにしてた。
いやー実際来てみると、相当テンション上がった!けっこう昔の映画だけど、映画そのまんま。もう初めて来たのに、懐かしいという、かなり複雑な気分です。
これ今回の旅で一番嬉しいかも(笑)
リアリズムの宿に出てきそうなリアリズムの宿(笑)まじ旅館です。
いい感じの田舎具合
蒲生川。
鳥取砂丘へ向かう道、砂丘ロード。めちゃ走りやすい。遊歩道もある。
鳥取砂丘到着。さすが連休。すごい人!
鳥取砂丘ー!実は来るの初めて!
砂丘2
ラクダー
鳥取だし、梨ソフト!美味しい!
千代川、八代橋。
白兎海岸が近いので橋も白兎です。
でっかい川だ。
湖山池。日本で一番大きな池だそう。確かに池というより湖だな。
湖山池2
白兎海岸。
白兎海岸2
道の駅、神話の里白うさぎ。
このバス停も映画に出てた。
魚見台。今日走って来た道がずっと遠くまで見える。
だいぶ日暮れてきた。ハワイの北条バイパス。
ハワイからこっち、9号線は自転車も走行OKのスーパーど平坦バイパスモードに!前半の遅れを一気に取り返せる!
現在、大栄。あと40キロ!
マジックアワー管理する
本日もドップリ日が暮れてのナイトラン。
米子市に入った。淀江町。ここは大昔に来たことがある。懐かしい。
あと少し。
まっくらになっちゃったなー。
皆生温泉到着!さすがトライアスロンで有名なだけあって、街灯まてトライアスロンマーク。
ホテルに着いて、温泉入るとあまりの気持ちよさに声でた。
今日の高低差はこのニホイチ旅の中でも一番の獲得標高(1672m)
すっきりしてコインランドリーへ
皆生温泉のメインストリートに、射的場と大人のおもちゃ屋さんが燦然と輝く(笑)なかなかこの昭和な感じがいいです。夕食はこの通りのしけたラーメン屋さんで。
ホテルの裏の海岸はブルーライトで照らされていて、なかなか幻想的。月もきれい。
(旅7:敦賀ー出雲編DAY2)
走行距離188.2km
1日間トータル368.7km
[ニホイチ旅全トータル 22日目3811.1km]
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ニホイチ21日目(旅7:敦賀ー出雲編DAY1 )福井県敦賀ー兵庫県豊岡
先月東京ー青森の旅に行ったばかりですが、今月も行きます、チャリ日本一周旅。
2年前に始めたこの旅も早くも7回目。今回は山陰地方に向かいます。
まずはサンダーバード始発で5月に行った福井県敦賀まで。そこからチャリでゴールの出雲大社を目指します。先月の東北旅より一日短く3日間で、距離も200キロ短く500キロと少し。それでも行く前はそれなりに緊張しますね。ほんとに行けるんかいなって。
昨夜は運動会の前日の子どものようにあまりうまく眠れなかった(笑)
さて始発のサンダーバードに揺られてやってきました5ヶ月ぶりの福井県敦賀駅前。
前回はここから東に走って行きましたが、今回は西へ!
8時10分、敦賀駅スタート。昨日までの雨も上がっていい感じです。
井といえばソースカツ丼。ソースカツ丼といえばヨーロッパ軒。まだ準備中でしたー
若狭路へ
美浜町。若狭湾に出た。今回の旅は基本、日本海をずっと西へ行きます。
今日の日本海はとっても穏やか。
やたら道に栗が落ちてる。踏んだらパンクしそうなので、注意、注意。秋だなぁ。暑いけど。
道はこんな感じで、なんとなく琵琶湖の湖西線に似てる。
国道27号。信号もほとんどない田舎道。車も少なく走りやすい。
ビを気にせず走ってたら、思い切り道を間違えた模様。しかも間違えてから10キロ近く進んでる。海沿いをいくはずが、なぜか山の中にいる(笑)
10キロも戻るのは嫌なので、ちょつと遠回りだけどこのまま行く。
北川。
勝手にオバマ大統領を応援する市で有名な小浜市到着。
まだあった!オバマ像。
アップ
町ぐるみで相変わらずのオバマ推し
なかなか絶景。小浜湾。
小浜湾2
若狭本郷駅。ぽたる情報交差点
懐かしいー!若狭高宮。
90年代、自分が20歳ぐらいの頃はこの高浜のビーチが超ナンパビーチでした(笑)24、5年ぶりに来た。
高校の時の友人のドラマーのバンチョーはここでナンパした子と結局、結婚したことを20年ぶりに思い出した(笑)
若狭ビーチ2。
20数年前、この堤防に座ってたのが、ついこの間のような気もするし、遠い昔のような気もする。
ほんと懐かしいな。
若狭高浜3
潮の香りがすっごい。
高浜漁港。
青葉山!
京都府へ。
グッバイ、福井県。5月と今日とで東西の端から端まで走ったかな。
舞鶴到着。赤レンガ博物館。
舞鶴軍港。
舞鶴湾。奥琵琶湖のように穏やか。だれもいないし、車もほとんど通らない。遠くの船の汽笛と波の音しか聞こえない。
ここで昼寝したら気持ちいいだろうな。
舞鶴吉原。家のすぐ裏に船があるという暮らし。
関西で隣にあるのに舞鶴ってほとんど来たことがなかった。多分2回目?ぐらい。
舞鶴って言うと宮本輝の錦繍の舞台で、めちゃくちゃ寂しい町のイメージで書かれてたので(あれは心中の話しだし)、なんとなく暗〜いイメージしかなかったけど、今日の舞鶴は晴れてて、いいとこでした(笑)
静かだし、よいわー。
由良川。
宮津市に入った。
由良川の水面ギリギリに橋がある。由良川橋りょう。おもしろい景色。
橋のたもとまで来てみた。
栗田湾。丹後半島が見えてきた。
栗田の町で秋祭りに遭遇。のどかだわー
住吉さん
宮津湾に出た。天の橋立の側面が見える。
天の橋立はすぐそこに見えるのに、そこへ行くには湾を大きくグルーっと回らないと行けない(笑)
天の橋立雪船観展望所。登って見たい気もするが、時間の都合パス。
天の橋立ビューランド到着。
ここも2年前の丹後半島一周の時、寄ったので今回はパスです。
さすが連休。天の橋立近辺は賑わってますね。
日本三景のひとつ、天橋立。
本来ならここを渡って丹後半島をグルッと回るのがいいんですが、2年前に丹後半島一周やってるのと、丹後半島に行っちゃうと泊まるところが全くないので、今回は丹後半島回らず、ショートカットで兵庫の豊岡へ抜けます。
自宅のすぐ近くを走ってる176号線を発見。176って終点、天橋立だったんだ。初めて知った!
野田川。だいぶ日が暮れてきた。秋の日暮れは早い。ちょっとのんびりし過ぎたな。
今日のゴールまで50キロあるので、こっから集中していきます。
京丹後市内。日は暮れたけど、なかなか町なので走りやすい。
18時半にして、真っ暗になった。
比治山トンネル。歩道が広くて快適。
最後の最後に、めっちゃ真っ暗峠。勘弁せえよ、遠いなー、あと10キロが。
峠とトンネル越えた。兵庫県。あとは下りのはず。
豊岡到着。完全に全て閉まってる(笑)
けど、綺麗な町です。ジャズが結構な大音量で町中に流れてるぞ。
ホテル到着。ちゃんとロードバイク用の自転車立てがあるのが嬉しい。
豊岡駅。お隣の県でありながら豊岡初めて来たけど、なかなかいいところです。
きれいな月。
本日の走行距離180キロジャスト。福井県敦賀駅から兵庫県豊岡駅まで。
京都、兵庫とお隣の県でありながら日本海側はあまり馴染みがなかったので、なかなか新鮮でした。天気も最高でした。明日はずっと鳥取県ですね。
おやすみなさい。
(旅7:敦賀ー出雲編DAY1 )
走行距離180.5km
1日間トータル180.5km
[ニホイチ旅全トータル 21日目3622.9km]
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ニホイチ20日目(旅6:東京ー青森編DAY4 )岩手県二戸市ー青森駅
東京ー東北旅、4日目最終日。午前7時、岩手県二戸市出発です。
昨夜泊まった二戸駅前のホテルでは、自転車が盗られたら大変とロビーにまで入れてくれた上に、一番重いビールサーバーに鎖どめさせてくれる念の入れよう。みなさん、優しいです。モト冬樹もニッコリです。
さて、残り少し。今日はゴールの4号線終点地点の青森駅、青い森公園を目指します!
二戸の月曜日の朝の風景。小学生が学校へ。
そして、めちゃくちゃ寒い。
金田一付近。二戸は山間の町。
なんにもない田んぼのど真ん中に温泉と書かれているのがシュール(笑)
馬渕川。昨日は暗かったからわからなかったけど、ずっとこの川沿いを走ってたよう。音だけ聴いてて、初めて今見れた。
釣りキチ三平がいそうな渓流。三平も東北だし。
川フェチにはたまらない風景が続きます。
はい、ついに来ました最終県、青森!まだ青森市内までは100キロ以上あるけど。
で、グッバイ岩手県!次は久慈からはじまるリアス式海岸をひたすら走りたい!
小休止。道の駅三戸。
今日は距離も短いし、なんせ脚と腕がもうパンパンなので、かなり休み休み行く予定です。
南仏町剣吉付近。緩くて長い峠。のぼり坂がずっと続く。疲れる。
五戸町。
一戸、二戸、三戸と来てるので次は四戸かと思ってたら、四戸はないらしい。マンションが104号室を飛ばすのと同じシステム?
ほんと峠が続く。
山羊発見〜
長い下りー!人生下り坂、最高ー。
見渡す限りの田んぼ。実りの秋だ。
曇り空の上に風が冷たいので、気温があまりあがってこない。
昨日までの3日間はお昼ちかくになると脱いでたブルゾンも、今日はさすがに脱げない。今日は一日、ブルゾンひろしだな。35億。
峠の連続で疲れ切った。
道の駅十和田で小休止。有名な十和田湖はかなり離れているので、残念ながらパス。
十和田市内に入ってからの4号線は道もよくなり路肩なんて自転車のためにあるんじゃないかと思うほど広く走りやすい。景色はひたすら田園風景。
道の駅七戸にピットイン。新幹線の七戸十和田駅のすぐ隣で大きい。
お昼ご飯も七戸で。ここの名物という馬うま定食。野菜たっぷりの味噌汁とご飯で、かなりヘルシー。
(実はラーメンと思って頼んだ 笑)
北町。ナビによると、多分長かった峠もここで終了。ここから陸奥湾の野辺地まで一気の下り!本州の端っこはもうそこ!
信号が縦に変わった。
駅伝の町。
ついに海にでた!陸奥湾。ついに本州の端っこまで来たぞ!今回の旅初めての海です。
野辺地町、藩境塚。
ゴールまであと40キロ。
4号線は陸奥湾ぞいの海辺。
で、ここに来て、雨がポツポツきた。最後まで持って!
夏泊半島を越えた。ついに青森湾。奥には津軽半島も見える。
感動的な美しさ!
あと17キロ。
青森市内
今回、最後の川。堤川
よしゴール!16時40分、到着!
ここにて4号線終了!
青い森公園時計台
裏の青い海公園にも来ました
ここからは、この日のFacebookに上げた長ーい日記の引用です。
青森駅前のお寿司屋さんで、寿司食べながらスマホで書きました。
我ながら、嬉しそう。
東京ー青森旅4日目、16時40分、無事目的の4号線終点地点、青森県庁前青い森公園にゴールしました!
本日の走行距離133キロ。4日間の総距離は776キロにもなりました!いやー、今回は長かったー。もちろん今までの自転車旅の中でも最長記録です。あ、ここからめちゃくちゃ長文です。なんせおしゃべりの自分が、4日間ほぼ誰ともしゃべってないもので(笑)
今回の4号線の旅は最初ずーっと平坦で楽勝ムードだったのに、昨日の夜から最後の最後に苦手な峠の繰り返しになってしまいました(泣)。今日もほぼずっとアップダウンの繰り返しで、疲れた脚にかなり厳しい一日となりました(反対方向の青森発ー東京着のほうが楽と聞いたことあったけど、こういうことだったのね。しんどいのは最初の方がいいかも。)
峠を抜けて、陸奥湾の海が見えた時は本当に嬉しかったです。もうかなり、感動しました。東海道のときの東京タワー、九州道のときの桜島。それと匹敵するぐらいぐっと来ました。今回の旅はここまでチラリとも海を見る機会もなかったし、なおさらですね。
最後の40キロ、雨がポツリポツリ来たので、大急ぎで漕いだのもかなりキツかったです。雨の中走るの大嫌いなので、焦ってしまいましたね。これで最後身体がガタガタになりました。ヘロヘロ。(ホテルに着いて、自転車を片付けてたら結構雨降ってきたので間一髪セーフ。)
ずっとどんなとこだろと考えながら来たゴールの4号線終点にある青い森公園は本当に小さな可愛い公園でした。まぁ、ただの普通の公園です(笑)。ちょっと地味なゴールだったけど、たまにはこういうのもいいでしょう^_^
また青い海公園というのもあったので、そこにも行ってみて、ずっと走ってきた自転車と一緒に自撮りで記念撮影しました(笑)。この自転車ももう単なる機械でなく、人間の相棒のように思えて来ましたね。ほんとによく走ってくれる。ういやつです。ある意味、命預けてますしね。現在、風呂に入って(今日のホテルはスーパー銭湯併設!最高!)青森駅前のお寿司屋さんです。
大阪から来たと言ったら大間まぐろの最高の部位のお刺身をだしてくれました(記念にまぐろに付いてた札までくれた 笑 東北の方々のやさしさにも触れた四日間でした)。ノンアルコールビールだけど、最高の気分です!ここでゴールした喜びがジワーっと後から湧いて来ました。やった、ってじんわりと。ノンアルなのに、酔っ払いそうです。
(予断ですが、カウンターの隣の席の地元の人同士の会話が何言ってるのか全く聞き取れません 笑)今回の東北旅も、天気も気温もベストでほんといい旅になりましたね。実は当初は来週の連休の予定だったんですが、たまたま仙台でバファローズの試合があることに気づいてコボスタで見てみたいと、強引に急遽一週切り上げました。そしたらこの最高の天気!ほんとついてる。バファローズ様々です(笑)
そして今回の旅で関西人にとってはなじみのあまりなかった北関東、東北が一気に近くなりました。東北地方の地名とかほぼ何も知らなかったけど、今回でめちゃくちゃ覚えました。
やっぱり自分で走って身体に感じると、その場所が一気に身近になります。福島なんて全く何も知らない場所だったけど、大好きな所になりました。一昨年の1号線(大阪ー東京)、去年の2号線(大阪ー下関)3号線(下関ー鹿児島)、そして今回の4号線(東京ー青森)。1、2、3、4と順番に来て、一応これで鹿児島から青森まで繋がったことになります。次は5号線のある北海道と行きたいとこですが、それはちょっと置いておき、まずは本州一周を完成させたいと思います!
で、宮城、岩手、青森にはもう一度、次は沿海部を走りに来たいです!第1、日本一周っていってるのに、内陸部を走っただけでは一周になりませんから。もちろん福島もいつか沿海部走れる日が来ることを祈ってます。
今回、4日間、コメント欄のログのところまで読んで応援してくれた方、本当にお騒がせしました!そしてありがとうございました!とても心強かったです。感謝します。
明日は朝イチの飛行機で大阪に帰ります。で、また多分10月もどっか走ります。ほんとコレだけはやめられないので!
長文読んで頂きありがとうございました。
翌朝、始発の空港行バス待ち。雨の青森駅。
しっかり降ってます。一日ズレてたらアウトでしたねー。
10時20分、あっと言う間に大阪伊丹空港到着。
今から会社へ行きます。夢の世界から現実世界に帰って来た感(笑)
(旅6:東京ー青森編DAY4 )
走行距離133.3km
4日間トータル778.0km
[ニホイチ旅全トータル 20日目3442.4km]
続きはこちら
ニホイチ19日目(旅6:東京ー青森編DAY3 )宮城県大崎市ー岩手県二戸
今朝も4時半に勝手に目覚めた。しゃあーないので出ます
東京ー青森旅3日目、5時30分、宮城県大崎市古川ってところからスタートです。
残りはざっと370キロってところでしょうか、あと半分!
昨日の夜は鼻水と軽い頭痛で、疲れが少し出た感もありましたが、暖かくして寝たら、だいぶマシになりました(ここは東北、夜はやはりかなり冷えます。)
今日は、全国の県の中でも実はもっとも大きい岩手県(一番大きい県は長野でも静岡でも、ましてや兵庫でもないんですよー)をひたすら走る岩手尽くしの一日になるでしょう。初日に続いての200キロ越えになりそうです。
個人的には、30代のときよく通った岩手県にはかなり思い出があるので、ちょっと懐かしく、楽しみでもあります。
まずは一関目覚してスタート!
↓泊まったホテルバリューザホテル三本木
宿泊客が多くにぎやかなホテルだった。
まだ誰もいない朝の道。
とにかく、まっすぐ、まっすぐ!
古川。かなり寒い朝です。
暑くなる前に、いかに距離を稼ぐかがカギ。
今日もずっと東北新幹線と並走!
気温17度。ちょっと上がってきた。
栗原市に入る。
日曜日の朝だからか、交通量も少なく走りやすい。
東北の町と町をつなぐ静かな朝の山道。清々しい。
朝飯 in ローソン。東北地方はコンビニの中でも一番好きなローソンが多いので嬉しい。
栗原から一関は、緩やかな峠越えがいくつかある。
この旅、ほぼ平地をずっと来たので、まぁまあ堪える。
北関東、東北4号線あるある。
トンカツ屋とエロDVD屋が異常に多い(笑)トンカツ屋はラーメン屋ぐらいの頻度であるし、しかもエロDVD屋はめっちゃ派手。女優さんの
でっかい看板がドーンとある!関西や今まで走ったとこではほぼ見たことないぐらいの。
あとマクドナルドもすごい多い、栃木なんて1キロ置きぐらいにあった気がする
来た、県境、岩手県!ここから、長いお付き合いです。
グッバイ、宮城県!
仙台は大都会。コボスタは広島のズームズームに負けず劣らずのいい球場でした。またゆっくり来ます。次は海沿い走る!
一関大橋。
ここ岩手県奥州市は野球界のスーパースター大谷翔平の生まれ故郷。
普通にすっごい田舎です。ここからあんな化けもんが出たんだな。
折角なので、話のネタに寄ってみた。大谷翔平の母校水沢南中学校。
ついちょっと前まで坊主頭で、田圃の畦道を通り(これは勝手な想像)、ここに通ってた少年が、たった数年で今の大谷翔平になるなんて、なんだか胸アツ。
生まれたところや皮膚や目の色は関係ない
人の可能性ってすごい。
あかん、あかん、昨日から旅のテーマが野球のゆかりの地巡りに変わっとる!
盛岡目指します。
奥州市、メインストリート。だいぶ栄えてきた。
いさわ川。再巡橋。
曇ってたけど、ここで少し晴れ間が帰ってきた
ちょうど今日の100キロ地点、北上市街地。このあたりはかなり街です。
今日はもうあと半分!
ついに道路標識に青森の文字が!
あと241キロ!
4号線、東京から500キロ地点!銀河大橋。
実際は色々寄り道、回り道してるので、もうちょっと走ってるけど。
注入!
紫波町。花巻から盛岡が遠い。お腹空いたなぁ。
それでも、開放感のある風景。
道はこんな感じ
盛岡到着!
10年ぐらい前、毎月のように通っていた時期がある盛岡。8年ぶりぐらいに来てなんか感無量。
ちょっとまじで泣きそうになった。
明治橋。
開運橋。このすぐ近くが常宿でした。懐かしい。
このあたりも良くきた。どこに行っても懐かしい。
今日は盛岡泊まりにやっぱりすれば良かった。夜もここでゆっくりしたかった。
でも二戸に宿取ってしまった。
只今17時、盛岡で遅い昼食を食べ今からやっと出発。今夜の宿はまだまだ70キロも先の二戸。しかも夜の峠越え。
ちょっとゆっくりしすぎたかな。
果たして今日中につくのか(笑)?
谷地山?焼山?名前はわからないけど、グッバイ盛岡!
すごい。きれいだー。これは岩手山だな。素晴らしい。
姫神山。こちらもきれいだ。
もういっちょ、これが見納めかな。岩手山!
小休止。岩手町。道の駅、石神の丘。
盛岡から二戸は峠道、山道で心細いかと思ってたら、今いる辺りはなかなかの町。新幹線の駅(いわて沼宮内駅)があるぐらい。
というか、この道、むかし車で走った気がする。盛岡から久慈に行くときに。
自動販売機にあったかいがもうある。9月の頭の大阪には、さすがにまだない。
3日目の今日もナイトランになった。あと40キロ。さすがに疲れが出てきた。
どうせ暗いんだしもうゆっくりと行こう。
一戸町到着。
ここに来るまで完全な真っ暗な峠道。街灯も減り
自分のライトを切れば、完全な漆黒の暗闇。また20時なのに。もう歌でも歌わないと怖くてやってられない。時折、車が来てくれるとホッとする。
しかもすでに200キロ以上走って来たあとに、結構な登り坂。しかも長い。夜の峠は初体験でそうとうキツイ。しかも気温はついに10度。汗に濡れた体が相当冷える。寒い。東北地方ナメたらあかん!
という、ここまで三重苦でした。
正直、なんで俺こんなしんどいことしてるんだっけ?ってマジで考えちゃうほどキツイ。
だから一戸町に着いてコンビニが見えた時はめちゃくちゃ嬉しかった。←いまココです。
まだ二戸まであと30キロ。せめて下りになって、二重苦になってくれ!
ただ空はプラネタリウムかというほどの満点の星空。星が降ってきそう。
国道4号最高標高地点!ということは、こっからずっと下り!だよね?
真っ暗闇の峠を一戸から一気に20キロ下ってきました!爽快!
あと10キロ。
今夜も月かデカくてきれい!
二戸駅到着!
あえて言おう!「じぇじぇじぇ!」
3日目終了!
朝5時半に宮城県大崎市を出て、22時に岩手県二戸市に到着。走行距離232キロ。今日も良く走った!
今日は正直キツかったー。ヘロヘロ。3日目の最後に真っ暗な峠越えは無茶やった。前、夜に峠を越えるのは昼越えるよりも楽しいって書いてあるブログを読んだことあって、ちょっと興味あったんだけど、ダマされた(笑)!一部の変態ライダーの言うこと真に受けたらあきません。全然楽しくない。こわすぎ!
まぁ、星空が最高に綺麗だったのは感動したし、真っ暗闇を自分のライトだけで下るのは、スリリングで新しい体験ではあったけど、もう夜の峠越えは2度としません!
そして今日は盛岡がなんだかんだ言って、すごい印象に残った。すごい昔よく来たところだから、懐かしさと、色々な複雑な思いがわいて、着いたとき本当に泣きそうになった。でも来てよかった。もう多分、来ることはあまりないと思うし、最後に最高に美しい岩手山をみてスッキリ!
さて、この旅も残りもう少しです。ゴールはもうちょい。
明日が楽しみでしょうがない。
おやすみなさい。
(旅6:東京ー青森編DAY3 )
走行距離234.1km
3日間トータル644.7km
[ニホイチ旅全トータル 19日目3309.1km]
続きはこちら
ニホイチ18日目(旅6:東京ー青森編DAY2 )福島県郡山ー宮城県大崎市三本木
福島県郡山の朝。6時20分。
東京ー青森旅2日目スタート。
昨夜は23時に寝て、疲れてるはずなのに4時半にはもう目が覚めてしまった。そこからはどうやっても眠れないので、予定より少し早めに出ます。
郡山で泊まったホテルはとてもいいホテルでした。出来たばかりで綺麗だし、自転車も盗られたら大変と鍵付きのスタッフ専用自転車置場で預かってくれた。ありがたい。
↓泊まったホテルはダイワロイネットホテル郡山駅前店
今日は仙台まで行って、楽天KoboスタジアムでバファローズVSイーグルスの野球の試合を少し観る予定です!チケットはすでに大阪で購入済です(笑)
すっごい楽しみ。
郡山駅前の朝。
昨日着いたときはまっくらだったけど、こんな感じ。
今日も最高にいい天気になりそう。
郡山市内はかなりの都会!
郡山の市内の川。綺麗な川でした。
善宝池。
仙台まで122キロ。めちゃくちゃいい天気!
朝ごはん。普段はほぼたべない高カロリージャンキーフードも容赦なく食べます(笑)なんせ1日の消費カロリー5000越えてるので、なんでもOKのばす?!
気温は17度。朝の17度は快適。
この辺りの4号線は道幅も路肩も広く走りやすい。ただ車ほ通行量は多い。
二本松市!
小休止、道の駅安達。別名、智恵子の里。この二本松市は高村千恵子の生まれたところらしい。
しかし、ほんっといい天気。気温も気持ちよく、道もいい。最高ですね〜。
とっても綺麗なサービスエリア。
福島市!
道路沿いの果樹園
福島は果樹園が多いですね。
ずっとこんな道が続く。
さっきの休憩場所で聞いた、今年の夏の甲子園のテーマソングがずっと脳内再生してます。
「前へ前へ。」
「あの空より青ーく!」
ってうたう高橋優の歌。すごいハマった!
心が洗われる感じ。
峠を越えたら、福島市内が見えた!
ウェイダーで釣りをしている人がいる。気持ちよさそう。
安達太良山と阿武隈川、その間に東北新幹線が走る。美しい福島の景色。
福島と言えば猪苗代湖で、この安達太良山の麓にあるみたい。行って見たいのは山々だけど、今回は時間の都合、残念ながらパスです。
松川。松川橋。
摺上川。水がめちゃくちゃきれいだ。
向こうにみえるのが所謂、会津磐梯山のもよう
誰かが言った「ビューティフルフクシマ」の言葉どおり。綺麗な田園風景が続く。
果樹園が多く、国道沿いにはこのようなお店がチラホラ。
来た、宮城県!
グッバイ福島。実は福島って、宮城や岩手に行くときに新幹線で通過したことしかなく、今回初めて来たようなもの。
天候のタイミングもバッチリで、最高によかった。福島が身近な場所になった。
いつの日か、また今度は海沿いを走りたい
馬牛沼。
白石川。ここでも渓流釣りをしている人が!
気温が30度を越えてかなり熱くなってきたので、コンビニでアイスクリームタイム!
ヒマなので、本日のこの町とこの町は似ているシリーズ、勝手に姉妹都市宣言!
昨日の栃木下野市と大阪堺市に続いて、本日はここ!宮城県白石市と広島県竹原市に認定(笑)
なんかソックリ(あくまでわたし基準)
蔵王町!
蔵王山は残念ながら、雲がかかってます
ヤバい、かなり眠くなってきた。仙台まであと30キロ。
球場着いたら、飯食って寝よう。
岩沼市。柴田バイパス。
ここに来て、かなり向かい風!
突如現れた、コンビナート群。
仙台市に入った!見慣れた都会の風景。車の量もさすがに多い。走りにくい。
しかし暑い!
見えた、コボスタ!
到着!コボスタ!うれしー!
お、4対0でバファローズ勝ってる!
球場入ると、やっぱワクワクするなー。
360度ほぼイーグルスファン。バファローズファン20人ぐらいかと予想したけど、どっこい200人はおるな(笑)
とりあえず、腹減ったので牛タン弁当とノンアルコールビール。
コボスタはボールパーク。ミニ遊園地もついてるし、みんな寝そべって、野球みれる!
自分もマジ寝よ。風が気持ちいいし、日陰でちょうどいい気温だし、ここマジ最高かも(笑)
ずーっと観覧車の隣辺りで、芝生に寝転んで野球見てる。いつも大阪の京セラで見てる選手たちをこんな遠い場所で見れるのって単純に嬉しいもの。
そしてあまりにもここが快適過ぎて、今日のゴールはまだ50キロ以上先なのに、もう動く気がしない(笑)もうここでずっと寝てたいわー。
名残惜しいけど、陽も傾いて来たし8回の吉田正尚の最終打席見たら、行こう。
さぁ、旅の続き!まだ今日のゴールはまだまだ先!
仙台のバイパス、けっこうおっかない。
すごい交通量。赤のテールランプが続く。
きれいな夕暮れ。
ラスト休憩。道の駅、三本木。店も閉まってるし、誰もいません(笑)
夜になるとだいぶ冷え込んできた。大阪の10月ぐらいかな?
今日の月もデカイ!
2日目終了!
福島県郡山から宮城県大崎市古川まで。171キロ。
昨日より70キロも短いし、途中野球場でかなりゆっくりしたので、身体は随分楽。
ただ、夜の走りでちょっと冷えたのか、鼻水がでてかなりの鼻声に。
今日は感想文パスして、早目に寝て体力復活させます。おやすみなさい。
(旅6:東京ー青森編)2日目
走行距離173.1km
2日間トータル410.6km
[ニホイチ旅全トータル 18日目3075.1km]
↓球場を境に地図が2つに別れました。
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