ニホイチ17日目(旅6:東京ー青森編DAY1) 東京日本橋ー福島県郡山
ニホイチ日目ニホイチ旅第6弾は、ためにためていた東北編。
旅前の1週間はこのことで頭がいっぱいで、毎日が上の空。
仕事もあまり手につかずという感じ。
距離も長いので、前日に東京入りです。
自由席の一番後ろを確保。
隣の席ではサラリーマン5人組が大宴会を始めた。まさに自由席。
明後日には牛タンの本場、仙台にいくというのに、なぜか新大阪駅で牛タンを買ってしまうという判断ミス!
多分、頭の中も気持ちも先に東北に行ってしまっていたらしい。。。
宿泊先の馬喰町へ。東京は雨。
天気予報では今晩中には雨は上がるとのこと。
朝は4時に起きる。
ビジネスホテルに泊まったのだけど、やはり気分が高まってあまり眠れなかった。
睡眠時間は5時間弱というところか。
でも、かなり気分はスッキリして。
スタート地点の日本橋に向かう。
日本の道路の中心地点だ。
2年前の東海道の旅のときは、ここがゴール地点。大阪から4日かけてここまで走ってきた。
今回はここがスタート地点になる。
小雨がふっている。
日本国道路元録
4号線がここからはじまり青森駅前の青い森公園というところで4号線が終わる。
今回の旅はひたすらこの4号線を走っていく。
736キロとのこと。
さて、本当にたどり着けるのか。
スタート前はいつも胸がいっぱいになる。
さすが東京。
早朝というか真夜中のような時間だけど、ドラマの撮影に遭遇。
かなりスタイルのいい男の人がいる。有名俳優っぽいけど、誰だろう。
福士蒼汰かなぁ。
走り出すと雨はすぐにやんだ。
9月とはいえまだまだ夏なので、雨上がりでムッとした空気。
月もきれいだ。
とにかく車の少ない朝早いにうちに東京を抜けたい。
まだ車もほとんど走っていない東京のど真ん中を猛スピードで抜ける。
テンションが上ってくる。
気持ちいい。
でも、旅はまだまだ長い。テンションの上がりすぎは禁物だ。
荒川を超える。
川が大好きなので、今回の旅でもいくつ川を超えるのか、楽しみだ。
足立区を抜けて、早々に東京を突破。
埼玉県に突入。
ほぼ無風。
草加市。
印象的な歩道橋。
綾瀬川沿い。
6時過ぎ。朝の散歩をしている人がたくさん。
おだやかな朝の風景。
それぞれに生活があるんだなぁ。
綾瀬川を超える。
ここを超えると越谷市に。
雨上がりなので、朝もやが霧のようだ。
春日部市に。
朝のラッシュアワーがはじまった。
走りにくくなってきた。
幸手市。中川。
ここまで暑くも寒くもなく、快適そのもの。
利根川の中央部で、茨城県に変わる。
グッバイ、埼玉。ほんとちょっとだけだったな。
茨城県側の堤防はアマゾンのようだ。
茨城県に入ると車の通行量もいきなり減った。
信号もなくずいぶん走りやすい。
ちょっとだけ追い風。いい感じだ。
ちょっと寄り道。古河駅。
関西人の自分にとっては北関東ってあなり馴染みがないのだが、この古河だけは唯一知っているところ。
とある研修が古河であり、何度か来たことがある。住んでいる友人も多い。
そんなところに自転車で来れたというのがとても嬉しい。
ここで東京から70km。
古河に来た時はかならず寄る中華料理屋さん。
さすがに9時過ぎなので閉まっている。
古河を出てしばらく走ると、早くも栃木県に。
茨城県、ほんと一瞬だったな。
茨城県には、来年以降、房総半島一周のときにまた来る予定。
ニホイチは全県制覇もしたいので、千葉、茨城、群馬、このあたりをゆっくりまた走りたい。
小山市。
ここでサングラスを落として壊してしまった。
小山のスポーツDEPOに寄って、サングラスを新調。
下野市。
小金井一里塚というところで休憩。
栃木に入って4号線の景色がどこかに似ているなと思ったら、そうだ大阪堺の310号線に似ていることに気づく。
片側一車線の具合や、町の栄具合、道路沿いの店とか、なんかもうそっくり。
すごい親近感がある。
空は晴れたり曇ったりが繰り返し、たまに小雨がふるという感じ。
ここに来て、ちょっとまとまって雨がふってきたので、雨宿り。
4号線は東北新幹線と平行に走っている。
宇都宮市に入ると、すごくいい天気に!
晴れてくると、暑い!
宇都宮到着。
二荒山神社。
大きいね。
宇都宮駅。
餃子の町ということで、餃子の銅像で写真を撮りたかったけど歩道橋を登らないといけないということで諦める。
ほんとに餃子屋さんだらけだ。
お昼ごはんは餃子と迷ったけど、お腹ぺこぺこなのでステーキハウスに。
いやー、生き返った。
ガッツリ、いきました。
普段は食べないアイスクリームも。
鬼怒川橋。
晴れてきて、かなり暑い。
鬼怒川。いい感じだ。
さくら市。
道幅も広くなり、周りは田園風景に。
気持ちいいな。
ただお昼にガーミンを充電してたら、おかしくなってしまった。
音はするんだけど画面は真っ黒。
困った。
一本道なのでナビはいらないけど、ログが取れてなければかなりショックだ。
向こうに見えるのは羽黒山かな。
夏の終わりを感じる、いい景色。
矢板市。
川の上にくるとさわやかな風がふいて、夏の終わりの匂いがする。
気持ちいい。
ガーミン復活。
ログも残っていた。良かったー。
ガーミンもお昼ごはん食べて、眠たくなっていた模様。
那須塩原市に入った。
20代前半だから、今より20年以上前、ここに社内研修で3週間ほどいたことがある。
どの辺りにいたのか、もうわからないので懐かしいも何もないけど。
この辺、やたらトラックが多い。
道幅も狭くなってちょっと危険。
交通量も増えて来たので、しばらく歩道を走る。
夕方になると一気に秋らしくなって涼しくなってきた。
さて、実はまだ今日の宿泊先を決めていない。
郡山にするか、白河にするか。
白河だとあと24キロだし、ちょっと近い。
郡山だと64キロで、ちょっと距離がある。
悩む所。
山間部に入る。
那須岳。いい景色。
大阪より、やっぱり日暮れが少し早いな。
気温は20度って出ているけど、体感的にはもう少し低く感じる。
ついに来た!福島県!
ここで写真を撮っていると、同じように自転車で旅をしている青年に会った。
少し話をしてみると20日間かけて東京から北海道の稚内まで行くとのこと。
うらやましい。
とても印象に残った青年との邂逅だった。
さあ、日がどっぷりと暮れてきた。
真っ暗。
今回の東北旅はナイトランになることも多いと思って、フロントライトを3灯付けにしてきた。なのでかなり明るい。
福島の空、星がすっごい綺麗。
iPhoneのカメラでは映らないのが残念だ。
しかし走っているのは山際なのか、真っ黒。
郡山が遠いな。かなり心細くなってきた。
お月さんが満月で綺麗だ。
郡山市に入った!
都会の灯が見える。
ほっとする。
21時、郡山到着。
郡山駅の目の前のホテルにチェックイン。
結局240キロ、16時間の道のりとなりました。
240キロは、今までの最長記録!
つかれたー。
ホテルに入ると、即充電!
ガーミン、自転車ライト3つ、iPhone、iPhoneの充電バッテリー。
とまるで、電気泥棒のようだ(笑)
お風呂に入って、この日の最後にFacebookにあげた文章がこちら。
今読んでみても、疲れているけど充実感はある感じかな。
東京ー青森旅、初日終了。現在ホテルでノンアルコールビールでまったり中。
今日は日本橋から郡山駅まで、結局240キロ走りました。5時から21時まで16時間。1日で走った最長距離を、去年の広島ー下関間の235キロから5キロ更新です!
今までの経験上、一番元気な初日に距離稼いでおくと、後がすごい楽なのでちょっと無理しました。今日は東京ー埼玉ー茨城ー栃木ー福島と5都県にまたがって走ったことになる。
福島に入ってからは陽もどっぷりと暮れ真っ暗な夜道のサイクリングとなってしまった。疲労と暗さでかなりめげそうになったが、夜空の星がやたら綺麗だったのでなんとか堪えました。
あと、今日一番印象的だったのは、福島の県境で会った自転車旅している青年。5日前に自転車を買って、20日間掛けて横浜から稚内まで行くとのこと。しかも泊まりは漫画喫茶(笑)大学生最後の夏休みなので何かやりたかったらしい。
いやー、素晴らしいし、羨ましい。
自分がやってることがなんだか小さく思ってしまった(笑)。自分もこんな急いだ旅でなく、時間が腐るほどあった大学生の時にこういうことやってたら良かったと真剣に思いました。
若いっていい。
でもタイムマシーンはないし、大阪でよく見かけるお見合いおばちゃんの看板の言うとおり「これからの人生、今日が一番若いんやで!」なので、おっさんはおっさんなりに、制限ある中でやりたいことをやります!明日は宮城を走り、岩手に入る予定。
(旅6:東京ー青森編)1日目
走行距離237.5km
1日間トータル237.5km
[ニホイチ旅全トータル 17日2902km]
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