ニホイチ旅39日目(旅12四国一周前半)香川県高松-徳島県宍喰
四国一周旅。2日目。
朝6時に高松を出発。朝は少しひんやりしている。
昨夜はボロキレのように眠ったので、スッキリしている。
今日は一日、徳島県を端から端まで走ることになる。
徳島は自分の父の出身地でもあるので、自分のルーツでもある県。
でも父は6歳の時に亡くしてしまったので、ほんの子どものときに帰ったくらいで今はほとんど疎遠になってしまっている。そんな県を数十年ぶりに、自転車で端から端まで走ってみるというのもなかなか楽しみではある。
高松名物の、長ーい商店街。
朝早いので、ほとんど人はいない。
すぐ近くに高松港があるので寄ってみた。
小豆島行きのフェリーには朝早くからすでに行列ができていた。
このあたりは自転車で走っている人がとにかく多い。
さすがサイクリング王国四国。
まだ空いている11号線を東へ向かう。
気持ちのいい朝だ。
新川。二両編成の電車が走っていく。
高松、町なのにちょっと意外。
道路には四国1周の案内。
山の稜線がなかなか面白い。
源平の里むれにピットイン。
朝早かったので、スタンプは押せなかった。
さぬき市、ことでん志度駅。
こころ旅で火野正平さんがやってきそうな駅だな。
さっき新川で見た二両編成の電車はこれだったんだな。
この駅は終点。
一部にいる終点マニアが喜びそうな駅だ(笑)
天野峠越え。
羽立峠。
この峠を超えたら先に海が見えた。
津田の松原琴林公園。
東かがわ市に。
三本松駅。
湊川大橋。
なんかとても静かなところ。
自転車のいいところはエンジン音がしないので、こういうところで車が通らないと、とても静かで、風とペダルを漕ぐ音と鳥の鳴き声ぐらいしか聞こえなくなる。
癒される。
讃岐相生。海沿いにでた。
相生っていうくらいだから、向かいの本州側は相生になるのかな。
うん、多分それぐらいだな。
ここで香川県、終了。
グッバイ香川。思い出深い県になった。
そして徳島県へ。来たぜー。
鳴門の海。
三津トンネル。歩道ありの690メートル。
ちょっと曇ってはいるけど、いい感じだ。
このあたりの道はとても走りやすい。信号もないし。
しかし東かがわあたりから全くコンビニがない。
ちょっと腹減ったので補給したいんだけどな。
きたなだ海の駅にピットイン!
海鮮の類の海の幸がウリのところなのに、なぜか鳥の唐揚げを食べる(笑)
海の水はこんな感じ。きれいだ。
まだ10時過ぎだというのに、大行列ができていた活魚料理店。有名なところなのかな。
このあたりだと、関西からでも日帰りこれる距離。
また来てみたいな。
このあたり潮の香りがすごいした。
ショートカットの道もあったが、せっかくなので鳴門スカイライン経由で。
思ってた以上の登り道。えんやこら。
登る、登る。
小鳴門海峡。登ってよかった。美しい景色。
と、思うとまだまだ登る。
これはきつい。
四方見展望台に到着!
なかなか、絶景。
堀越海峡。
ウチノ海に浮かぶ無数のたくさんの船。
これなんだろ、なんかの養殖(ワカメ?)でもやっているのかと調べてみたら、どうにも釣り船らしい。ちょっと驚いた。
一気に降って来たところには、大塚美術館が。
このあたり大混雑!
去年の紅白で米津玄師がここで歌って、来場者がうなぎのぼりとは聞いてたけど、ほんとだった。
何年か前、この美術館に車で来た時があって、その時はさほど混んでいなかったんだけど。
大塚美術館。
鳴門大橋が見えた。
鳴門大橋の向こう側は淡路島。
淡路島一周はなんどもしたことがあるので、あっちの対岸からこっちをみたことはあるのだが、今回は逆。
対岸の福良海岸は、この前までやってた朝ドラのまんぷくのオープニングで、安藤さくらが歩いている海岸。
しかし、大塚美術館への渋滞の列がすごい。
行っても行っても終わりがない。
車のナンバー見てみると、ゴールデンウィークを利用して全国各地から来ているのがわかる。米津玄師はもう名誉徳島県民だな。
鳴門大橋が一望できた。
鳴門から徳島市方面へ。
大塚食品の看板を見たら、鳴門に来たという感じがする。
まずは旧吉野川を超える。
そして、吉野川。
相変わらずすごい大きい。
数年前、とくしまマラソンでひたすらここを走った。
この歩道、足元がスカスカで高所恐怖症にはちょっと怖い。
しかし、なんとも雄大な川だ!
徳島城跡の西の丸橋から。
眉山が見えた。
徳島駅到着!
なんか嬉しいな。自転車で来たよー。
駅前では阿波踊り。
踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿保なら・・・。
徳島城跡。
徳島、子どものころちょっとだけ来ただけなのに、なんか落ち着くのはなぜだ。
明らかに他の地方都市とは、肌の感覚が違う気がする。単なる思い込みのようなものかもしれないが、少し不思議な気がする。
お、眉山ぜんたいが見えた。
徳島県庁。
徳島市内はちょっと渋滞中。
ここからは55号線で室戸方面に南下していく。
義経橋。さっき通ったのが源氏橋。
このあたり源氏に関する地の模様。
そういえば、源平の里って道の駅もあったな。
今日は距離もあるので、時間短縮のためコンビニでお昼。本日二度目。
(徳島ラーメンもかなり惹かれはしたが、、、)
暑くなって来たのでアイスも。
55号線は道が広くて走りやすい。
そしてこの辺りはなんもない。ちょっと退屈ではある。
ただ、空は広い。
阿南市。道の駅公方の郷なかがわにピットイン。
そうだ、阿南市といえばあごひげアザラシのナカちゃん。思い出した、テレビで見たことがある。
那珂川に迷い込んだアザラシが人気者になったんだ。
道の駅の中もナカちゃんのギャラリー状態。
那珂川。ここにナカちゃんがかつていたんだな。
ずっとこんな感じ。
やっぱりちょっと退屈、この辺り。
だいぶ田舎になって来た。
匂いが田舎の懐かしい匂いに。
星野峠。
高速の日和佐道路が平行に走っているので、車はそっちに行ってしまって、峠の飛ばし屋がたまにくるぐらいでほとんど車がない。不気味なほど静か。
なかなか山深くなって来た。
静かあ。川のせせらぎの音だけが聞こえる。
道の駅、日和佐にピットイン。
日和佐。とても静かでこじんまりとしたいい場所。
ここはトライアスロンもやっている場所で、名前だけは昔から知っていたんだけど、初めて来た。
本当はこの日和佐で今夜は一泊したかったのだけど、宿がどうしても取れなかった。
海岸にも行って、ちょっと観光もしたかったんだけど、日の入りまでに本日の目的地の宍喰まで行きたいので、また日和佐は次回ゆっくりくることにしよう。
日和佐トンネル。690メートル。疲れているし、右側の歩道を行くことにする。
峠ふたつ。
150キロ以上走って来てこの時間の峠はきついな。
歩道にグリーンのラインが入っているのだが、これはお遍路さんが歩く道の印出そう。このあたり、やはり四国は気が利いている。
牟岐町。
峠を降りてきて、お腹空きまくったところに、コンビニ!このコンビニはでかい!まるでオアシス。
ラスト腹ごしらえして、残り20キロに備える。
海に出た。阿南海岸。
夕闇で美しい。
海部の町。すっかり陽が落ちてしまった。
結局、真っ暗、もうちょい。
最後の道の駅、宍喰に到着。
徳島県、最後のスタンプを。
なんとここ宍喰は名将上田監督の出身地ということで、記念館があった。
道の駅の隣が本日のホテルだった。
ゴールデンウィークで、ほとんどどこも宿が取れなくて、ここになったんだけど、着いてみるとめちゃくちゃ豪華なホテルだった。
この辺りサーフィンのメッカのようで、若い人、サーファー達がいっぱい。
すごい田舎だと思ってたのにそれにも驚く。
ここのホテルもロードバイクだというと、昨日に続いて、当たり前のようにロビーの中に自転車を入れてくださいと言ってくれた。
いやー四国、自転車王国を全国に向けて発信しているの伊達じゃない。
全国色々回ったけど、中に入れてくれたのほんと数軒なのに、それが二夜続くとは。
で、何かの間違いなのか、部屋がデラックスのツイン。めちゃくちゃ広い。
値段安かったのに、何かの間違いではなかろうか。
しかも部屋の前は海。なんか一人で泊まるの、もったいないな。
ホテルには大浴場もついていて、そこでゆっくり。
今日は179キロ。思ってた以上に高低差があって結構疲れた二日目だったな。
ニホイチ旅39日目 (旅12四国一周前半DAY2) 高松-宍喰 179.5km
[ニホイチ旅全トータル 39日目6341.5km]
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