ニホイチ旅52日目(旅15秋田-青森) 津軽中里町-青森市
自転車秋田ー青森旅3日目、最終日。
いよいよ今日で本州一周が青森でつながることになる。
今日は津軽中里の福助旅館をスタートして、十三湖を経由して青森駅へ。
残り80キロ弱。つなぐぞー。
今日も快晴。
津軽の朝はとてもさわやか。風もひんやりしてて、大阪の夏とずいぶん違う。
十三湖への道。ナビがバグったのか何故か農道を選ぶ。たしかに近道だけど、走りにくい。。。
今日も津軽平野はすばらしい。
どこまでも田んぼが広がる。
風はなく、水面が鏡。
岩木川南側。でかい川!
十三湖とうちゃく。
湖というより海ですね。潮の香りがするし。
しじみ取りの舟がたくさん浮いてます。
このあたりは風が強く、波だってます。
「じゅうそう」とは読みません、「じゅうさん」です
大阪人は気をつけるよう(笑)
とりあえず十三湖をぐるりと廻ってみる。
十三湖中の島ブリッジパーク。
中之島へかかる木の橋。
ここがどうやら観光ポイントのよう。
今はだれもいません。
十三湖のまわりは熊でも飛び出してきそうな雰囲気も。
道の駅十三湖高原トーサムグリーンパークにピットイン!
展望台に登ってると、十三湖が見渡せる。
東側からみた十三湖
ここからはひたすら青森駅を目指す。
まず県道12号で津軽半島を横断。
馬&馬
だらだらと長い坂道が続く。
ただいまの気温26°
この旅はじまってからずっと晴れてたけど、ついに曇ってきた。
ついでに風も出てきた。
中小国というところ。
この道はやまなみラインというらしい。
外ヶ浜。陸奥湾にでた。
津軽半島横断終了。
陸奥湾、青森湾にそった28号線を青森駅までひたすら南下する。
4年前、青森に来たときも同じような曇り空だったけど、今回もその再現のような曇り空に。
このあたりは車も人もほとんど通らず、静まり返っている感じ。
青森の中心は近いのに、つがるや五所川原のほうが、ずいぶんとにぎわっていた
青森は7月の今が紫陽花の時期。あらゆるところに咲いていた。
青森市油川。ゴールはもう目前だけど、十三湖からノンストップで来たので、ラスト休憩。今日はじめて見たコンビニ。
晴れてきて気温も上がってきた。
青森市中心部に入って一気に車増えてきた。
ゴールが近い!
おっしゃ、きた!ここ前来たの覚えてる。
四年前のゴール地点、青い森公園前の4号線7号線の分岐点に到着!
四年前と逆方向からきたのが嬉しい。とりあえず本州一周達成!
国道の碑の前で。いやあ、うれしいな。
東京日本橋からの4号と新潟からの7号がここで交わると記されています。
四年前も撮ったけど同じ場所で。青い森公園時計台。
そして青森駅ゴール!!
工事中でようわからんようになってけど
4年前泊まったホテルの中にある、銭湯施設でひとっ風呂浴びる。
大浴場、露天風呂、サウナ施設もある。
飛行機まで十分時間があるので、2時間サウナでゆっくり。
サウナでは、東京オリンピックの阿部兄弟の兄弟揃ってメダル獲得の試合をずっと見てて、盛り上がったな。
出発前は秋田のスーパー銭湯、ゴールは青森のスーパー銭湯となる。
本日中に大阪に帰る。
今回も最高の天気のいい旅だった。
飛行機に乗りながら、本州もとりあえず1周したし次は北海道かなあ。いやあ、やっぱ本州の走り残したところ、房総半島とかかなあ、などと次の旅のことを考えながら帰る。
後日談。
帰って数日してから、そういや太宰治に「津軽」って名前の小説があったなあと思い出し、アマゾンで見てみると、これが太宰ファンの中ですごく人気のある作品で、評価も非常に高いことを知り、さっそくアマゾンで買って読んでみた。
これがめっぽう面白かった。太宰治の小説ってほとんど読んだことがなかったんだけど、小説というよりエッセイに近く、等身大の太宰の語り口がユーモラスで、太宰が好きになったぐらいだ。
そして今回の自分の青森旅の行ったところばかりでてくる。
太宰の生まれた金木はもちろん、外ヶ浜、十三、五所川原、鰺ヶ沢、深浦。自分が2日間のうちに走ったところばかりを太宰が酒を飲みながらセンチメンタルにめぐる。
太宰が巡ったときと自分が行ったときでは、その間に何十年という年月の隔たりがあるだんけど、不思議なもので、その土地の肌感覚のようなものがわかり、とても深く味わうことが出来た。(確か長崎行ったあとは、そのあと沈黙を読んだんだった。旅で行ったとこのご当地小説をあとで読むのは贅沢な行為だ。)
この小説は最後自分がパスした小泊でとても感動的なラストをむかえて終わるのだが、なんだったらそこまで走ればよかったなあ・・・、この小説を旅の前に読んでたら、小泊を越えて竜飛岬まで行ってたなあ、などとつくづく思い、軽く後悔もした。
でも、まあそれは次回の楽しみに譲ろうかなあと思う。
ニホイチ旅52日目(旅15秋田-青森)津軽中里町-青森市80.6km
旅15トータル373.1km
[ニホイチ旅全トータル52日目]8169.7km
ニホイチ旅51日目(旅15秋田-青森) 能代市-津軽中里町
秋田ー青森旅2日目。能代の宿を朝6時に出発。
昨夜、宿で一人でみた東京オリンピック開館式はいろいろ感動したなあ。
今日は、白神山地の青池に寄り道したあと、ひたすら海沿いを走り津軽を目指します。
今日もいい天気だ。涼しいうちに行けるとこまでいって距離を稼ぎたい。
泊まっ宿の真裏には、山田久志サブマリンスタジアムが。調べてみると、山田久志って能代出身だとか。オリックスファンとしては、ここの写真は抑えておかねば。
途中落合球場というのもあった。これは男鹿出身の落合博満が名づけ親なのかな?
落合と山田の出身地が近いというのも意外。
とても静かなところ。朝の太陽の光がやさしくて、涼しい。
まだ道に車も人もない。
朝の田園を横目に101号線をひたすら北上する。
津軽まで101号の一本道
田園と風車。
ただいまの温度24度
遠くからでも幻想的。
道の駅八峰町にピットイン。
朝ごはん食べたかったけど、まだ空いてない。
水だけ補給。
コンビニないかなー?
ローソンあった。朝ごはん
白神山地、かなり目前。
ここから日本海沿いへ
鹿の浦展望台。
なんかいいとこ。映画のロケーションに使えそうなとこだ。
逆側。今まで走ってきた方向。男鹿半島はもう見えないな。
これから行く方向。
白神山地、きた。
日本海に線路がかかる。いい風景。
電車待ちの撮り鉄さんがチラホラ。
山側は神秘的
ずっと海沿いかと思いきや、なかなか勾配のある峠道のような感じが続く。
「猿注意」の看板も多く、猿出るなよと呟きながら抜ける。
きた、青森!
グッバイ秋田!
深浦町。空と海の境目がわからないぐらい、空も海もブルー。
青森にはいったとたん、海沿いの道に。
ひゃー。
海沿いの道、ずっと線路と並行してて、電車通らないかなあと思ってたんだけど、やっと来た!
シャッターチャンス逃さずパチリ。
松神という集落。そういや、90年代に、そんな名前のごっつガラの悪いTV番組があったな。
十二湖。
ここからルート離れて寄り道。
青池に向かいます!
十二湖へは峠の登り路となる。
いくつか池がある。これは「二つ目の池」。名前がそのまんまやないけ!
蜂が多い。
王池西湖。透明度がすごい
王池東湖。これは大きい。静か。
標高220ほど登ったとこで到着、ここで自転車を停めて青池へは徒歩で向かう。
白神山地潜入。
青池到着。
昔、テレビで見て青森行ったら、ぜったい行こうと決めてたとこ。念願の叶った。
深さがあるらしく、確かに青い透明度。でも落ち葉のほうが気になるかも。。。
思ってより、小さい。
まだ9時過ぎたというのに、観光客はそれなりにいる。やはり人気観光地なのは間違いないもよう。
青森産シャイニーアップル補給!
うまい!
白神山地、山中。厳か!
一気に山道を下って、また101号に戻る。
気温がグングンあがってる。昨日より暑いなあ。
いい感じ。
しかし五能線、こんな日本海沿いギリギリの線路で風の強い日、海がしけてる日は大変そうだな。
冬の光景も見てみたい。
101号線、たまにめっちや登らされる。海岸沿いだから、仕方がないが、地味に疲れる。
坂を下る!
日本海は今日もおだやか
踏み切り横切ったので、線路をパチリ。
なんか夏を感じる。
暑いので木陰で一休み。
昨日からこのアクエリアススパークリングにはまり中。
深浦の町に。岡崎夕陽展望所からの眺め
深浦は結構、町。銀行が2軒もあるほど
太宰の宿ふかうら文学館なんてのもある。
太宰治ってここまで来たのかな。
コンビニまであった。
今日のお昼はコンビニイートイン。
これから行く道もずっと海と五能線と並走。
さっき気付いたけど、この五能線は五所川原と能代を結ぶ線ってことか(いまさら!)
まるまる今日の自分の旅程はこの五能線と共にってことだ。
いつかこの五能線乗ってみたい。出来れば冬に。
絵になるなあ。
日本海をバッグにポツリとあって絵になります。
有名なのか、観光客もちらほらいます。
タンポポみたいに旅にでた。
いいコピーだ。
無人駅なのでホームにも来てみる
訪ねた人が書き込む思い出ノートなんてのもある。ここで一旦降りて、撮影してまた次の列車を一時間待つみたいだ。
ちなみに今駅にいるのは私を含めて、一人旅のおじさんばかり4人(笑)
おじさんてば、ロマンチスト。
この角度からも
中は鮮魚なんかの販売も。イカ焼きの匂いが漂ってます。
千畳敷。
和歌山の千畳敷とはまた違ってる。
子どもたちが水遊び
ライオン岩。
お、すごい、カーブ曲がったら、津軽半島の先まで見えた。晴れててよかった!
その先には津軽半島の先まで見渡せます。
山口の下関から、鯵ヶ沢まで本州の背骨、日本海側ついに走りきれます。やったね。
ここは出川哲郎の充電旅を見て、いつか行ってやるう!と密かに憧れてたところでもあります。
長らくのお付き合いだった日本海ともここでお別れ。
五所川原へ。
これまた、すごい。津軽平野の田園。
道の駅もりたアーストップにピットイン!
こちらはスイカや野菜の販売。
五所川原への道はまたしてもまっすぐな道。
つがる市。かなり栄えてきた。
道も狭く、車も増えてかなり走りにくくなってきた。
岩木川。
これを越えたら五所川原。
いい川です。
ねぷた。
五所川原から竜飛方向へ339号線を北上する。
339号も田園の中の一本道
広い!
一本脇道。両側田んぼのコメ米ロード。圧倒される。
太宰の生家、斜陽館とうちゃく。
元文学青年もどきとしてははずせません。まあ、太宰って数冊しか読んでなくて、ファンでもなんでもないんですが。
それでも、来る前日、斜陽はKindleで読んで来ました。
ここ津軽の話だと思ってたけど、伊豆と東京が舞台だった(笑)
なかなか雰囲気あります。
入館時間は過ぎてて入れません。
ひっそりとしてます。
芦野公園にある太宰治像にも寄ってみる。
ちょっとわかりにくい場所にあって、かなり探した。
寄り。
文学碑。
芦野公園。
芦野湖。
木の橋がいいですねー。
ちょうど津軽鉄道が通った。ラッキー。
さて。今日の宿まで残り7キロ。
今日も一日いい天気でした。よすぎるくらい。
本日の宿、到着。
めっちゃリアリズムの宿
部屋も友達の部屋に泊めてもらうかのような、リアリズムの宿。
でも旅館のおかみさん、めっちゃ気さくでいい人だった。
とにかくいい天気で気持ちいいライドでした。
泊まった宿は津軽半島で一番北側で空きがあった宿。朝夕ごはん付きで6000円。
お客さんも私ふくめて3名だけ。夕食はおかみさんが、ずっと相手してくれて、めちゃくちゃ楽しかった。
今までの宿で一番楽しい夕食だったかも。
まあ、おかみさんの青森弁、半分以上なに言ってるのかわからないんですが(笑)
今日も長い長い一日で、良い日でした
ニホイチ旅51日目(旅15秋田-青森)能代市-津軽中里町151.9km
旅15トータル292.5km
[ニホイチ旅全トータル51日目]8089.1km
つづきはこちら
ニホイチ旅50日目(旅15秋田-青森) 秋田市-男鹿半島-能代市
明後日から、1年遅れでの東京オリンピックが開幕するという7月。2年ぶりの秋田へ。伊丹空港から旅たつ。
ちょうどニホイチ旅の50日目にあたる今回は、日本海北上編のラストになる。
JALの荷物検査では、今回は自転車の中の細部までチェックをうけることに。
飛行機はちょうど、新潟あたりからずっと日本海の海岸線沿いにそって飛んでいたので、これまで走ってきた道をずっと眺められるのがいい。全く退屈しなかった。
2年前、ちょうど糸魚川から秋田駅まで走ったルート。見てるだけで色々思い出す。
さあ、秋田到着!
この日は昼過ぎついて、ホテルにチェックインしたあと、午後はずっと秋田駅近くの温泉でゆっくりとした。その時間5時間。サウナではNHKの大河ドラマのイダテンの総集編を放送していた。
おそらくここが秋田一の歓楽街、川反。コロナ禍もあって、ほとんど人はあるいていない。ひっそり。
ホテルはパールシティ秋田。ここもひっそりとしている。
2年前のゴール地点秋田駅に。ここから3日かけて4年前のゴール地点青森駅を目指す。
到着すればいよいよ本州ぐるり1周となる。
関西人の自分には、東北のこのあたりはほとんど縁がないところばかり。
男鹿半島、白神山地、津軽半島を3日かけてまわる予定だ。
すぐに秋田県庁をとおりすぎる。
おもろしい建物。秋田市立体育館とのこと。独特の風貌だ。
道の駅秋田港。マリンタワーがたっている。
ずっと風車が続いている。圧巻だ。
潟上市に。
ずーーーーーつっと風車がはるか先まで続いているのが見える。
こんなに風車続くのは初めてかも。新潟の胎内市も続いたけど、ここまでではなかった。
その先に薄っすらと男鹿半島が見えてきた。
なんか、風車をみていると、はっぴいえんどの「風をあつめて」という歌を思い出してきた。よく考えてみると自転車旅も「風をあつめて」という感じだし、この歌はこの旅に似合うなあと思ったりして。
昔ながらの海の家がずらりと並ぶ海水浴場。コロナで営業していない模様。なんか寂しいなあ。
道の駅天王にピットイン。
なかなか立派な道の駅だ。まだ朝早く、店は閉まっている。
男鹿市にはいる。すごい青空が広がってきた!
まだ全然暑くなくてすがすがしくてよい感じだ。
遠くにナマハゲ発見。
自転車旅で秋田に着たら絶対撮らないとあかん写真!
巨大なまはけと自転車!
寄ってみる。なかなかの迫力。
横はこんな感じ。
後ろも。
男鹿大橋から八郎潟を望む。
20年前、20代の頃、ブラックバス釣りにはまっていた頃があって、その頃、この八郎潟は憧れの土地だった。並木敏成のファンだったし。
結局、その頃八郎潟に来ることはなく、釣りも結局やめてしまったけど、ついに来れたなあ。ちょっと嬉しかったりする。
男鹿市内。
さあ、半島に突入。
道端にあった、なまはげの館。
これはなんかリアルで、今にも動き出しそう。
しかしなまはげって相当怖い。出刃包丁もってるし。
秋田の子どもって、小さい時、こんなのに泣かされて、よくトラウマにならないもんだと思う。
このなまはげの館の横の壁はちょっとアートっぽい(笑)
マンホールもなまはげ。
男鹿街道の歩道。
男鹿半島。いい天気だ。
今日の日本海は穏やかだ。波一つない。
道の駅おが なまはげの里オガーレにピットイン。
真新しくなかなかおしゃれな道の駅。
男鹿半島はサイクリングに力をいれているのか、サイクルステーションなんてのまである。まあ地元のママチャリしか停まってないんだけど。
道の駅の前にいたおばあちゃんが可愛かったので、アイスを買う。
「自転車でどこまでいくの?」と聞かれたから、「青森まで」と言ったら、「ひゃーーっ」って。この反応が楽しい。
アイスはこんなので、名前はババヘラアイス。
「なんでババヘラっていうの」と聞いたら、「ババがヘラで盛るから」だって。
確かにヘラで婆さんが盛ってくれた。
これをフェイスブックに上げたら、かなり有名なアイスだってことがわかった。
半島に入ると、自転車用のマークがある。
鵜ノ崎海岸公園。日本の渚100選らしく、なかなかいい景色だ。
奇岩が続く。カモメもたくさん。
こんなんまでなまはげ。男鹿は徹底してるな。まさに沖縄でのシーサーの扱い。
登りに入る。きれいな景色だ。
ここらあたりから男鹿国定公園になる。
またもや登場。巨大なまはげ。今回は赤鬼だけ。
寄り。大迫力!!
このなまはげすぎたら、ゴッツ急激な登りに!
登ってきたー! 一気に汗が吹き出る。
いい景色だ。
おそらくここが本日の最高高度。194メートルしかないんだけど、坂の角度がきつくてかなりこたえた。
太陽がギラギラで暑くなってきた。でも風自体は冷たくて心地よい。
一気に下る! 最高。
アップダウンが続く。すぐに息があがってしまう。
昔はもっと楽だったのになあ。コロナでフルマラソンもないし、最近はランニングもさぼり気味だしなあ。
とここらで、フラフラはしっていると、埼玉からきたというロードバイカーのおじさんに声をかけられてしばらく一緒に走ることに。
おじさんも輪行で全国を自転車旅をしているとのこと。昨日は鳥海山にのぼって、今日は男鹿半島を1周。明日は田沢湖へいくとのこと。しばし全国の道の情報交換を。
同じ趣味の人と話すと盛り上がるなあ、最高。
うまれは神戸の人らしく、大阪の十三から来たというと「やまもとのねぎ焼きやん!」って(笑)男鹿半島でまさかそんな話になるとは。
戸賀湾展望台。
ここでおじさんと、お互いの旅の安全を願って別れた。
と、ここで見る予定だったゴジラ岩を完全に過ぎてしまっていることに気づく。
おじさんとの話に夢中になりすぎてたな。
まあ楽しかったからよいか。
男鹿水族館GAOに到着。
かなり有名な観光地らしく、車がいっぱい。
時間の都合で水族館の中には入らず。
どなたかの自転車日本1周ブログに載ってて、行きたかった食堂う「くいしんぼう男鹿ジャン」を発見。少し早いけど、お昼ごはんにすることに。
地魚日替わり定食を注文。
運んできてくれた店員さんに「ごはん大盛りにしときましたからあ!」って、頼んでないののに気前いい。
店内にはずっとクレイジーケンバンドの曲がエンドレスで流れていて、横山剣の声が男鹿ジャンって言葉にあいすぎる!
飯は最高にうまかった。めっちゃいい店。
男鹿ジャンの前は小さな海水浴場。静かでいい感じだ。
男鹿半島の先端、入道崎へ向かう。また登りだけど、飯くったから元気!
4月に走った沖縄北部を思い出す。手つかずの自然がそのまま残っている。
開けた! 日本海広い!
先端、入道崎に到着。灯台のボーダーが目立つ。
北緯40度線モニュメント。ニューヨーク、北京と同じ緯度だそう。
さすが連休二日目。たくさんの観光客で賑わっている。
お店屋さんの前にはそれぞれのなまはげが。
ここのは音付きでずっと叫びつづけている。「なぐごはいねかー」
こっちのなまはげはちょっとファンキー。
色々つけすぎて、なんかようわからんようになってるけど。
こっちのやつは、間に犬がいることでなごみ系になっている。犬、偉大!
名物だというなまはげアイスを食べたかったけど、行列で、断念。
入道崎を出て、しばらくはしると。男鹿温泉郷の入り口にまたしても巨大なまはげ。
正直もうなまはげ見すぎて、食傷気味(笑)
きれいな田んぼ道に。風で穂がさわさわとなっているのが、みているだけで気持ちいい。さっき温度計見たら29度。徐々に上がってきたけど、まだ心地よい。
男鹿半島の北側は比較的ゆるやかで小さな集落をいくつか抜ける。
ここは北浦。半島も終わりに近く、これから走る本土の能代が見えてきた。
2時近くになって、気温が33度まで上がったてきた。さすがに暑くなってきたので、自動販売機のあった豆腐屋さんの日陰で長い休憩。汗がとまらない。
休憩の合間に、シューズのクリートを付け直す。お昼食べてから急に甘くなったので。
田舎道になってきた。いい感じ。
日本人はやっぱりこういう光景が滲みますです。
うおーーーーー、っとここにきて道を思い切り間違えていることに気づく。
真逆はしっているし。さっきの田舎道自体が間違えだった(笑)
間違ったところまで戻る。国道101号線で能代へ行くのが正解。
間違った方向に4キロほど行ってたので、戻り含めて8キロロスしたなあ。しかしよく気づいてよかった。もうちょっとで男鹿半島の入り口までもどるとこだったよ。
半島を出て、本土に戻ってきた。これから行く道がずっと見渡せる。またもや先の先まで風車が続く。
ふりむいて男鹿半島を見たら、さっきまでいた入道崎が遥か遠くに見える。
風車道。意外とアップダウンが激しい。
もうずっと風車。
今日は風車⇒なまはげ⇒風車、ってな一日だな。
ここも八郎潟の一部なのかな。西部承水路。
バスボードがのんびり浮いている。いいなあ。
水路沿いを走る。真っ直ぐな道。
圧巻の田園風景が。あきたこまちかな。
県道42号線。男鹿八龍線。もうとにかくまっすぐな道。
ずっと田んぼが続く。
しかしこの道、ずっとまっすぐ。延々まっすぐ。
山頭火の俳句「まっすぐな道でさびしい」の世界だなあ。
道端に木がやたら倒れている。風が強いところなんだなあ。
そりゃ風力発電するわけだな。
根っこごと倒れている木もある。
八龍で7号線に戻る。
久しぶりにコンビニと信号を見た。
コンビニでラスト20キロの補給。
普段なら絶対食べない超カロリーパン。
まあ、今日はカロリーすごい使ってるのでOKということで。
甘いけど、胃袋に沁みる。
能代市に入った途端。でっかい龍がお出迎え。
能代市街。
フェイスブックで友人が教えてくれたところによると、ここ能代はバスケの聖地とのこと。スラムダンクの秋田代表山王工業高校は、能代工業高校がモデルとのこと。
バスケやっている人は「能代」って聞くだけで、ビクってなるらしい。なるほどねー。
能代大橋を超える。
米代川。やっぱ川は旅情があるなあ。
夕暮れの遠くの川。思えば遠くへ来たもんだ、という心持ちになる。
能代大橋は立派な橋。
橋の真ん中から。大きな川だ。
本日の宿、湯らくの里のしろに無事到着。
部屋はこんな感じの和室。
コンビニでご飯を買ってきて、夜はひとりで東京オリンピックの開会式を見ました。
ちょっと忘れられない夜になったかも。
ニホイチ旅50日目(旅15秋田-青森) 秋田市-男鹿半島-能代市 140.6km
[ニホイチ旅全トータル50日目]7937.2km
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ニホイチ旅49日目(旅14沖縄本島一週)うるま市-首里城公園
沖縄自転車一周旅。3日目最終日。7時24分。うるま市田場を出発。やっぱり曇りで、風は強い。かなり寒い。
今日は月曜日。平日の朝。沖縄は車社会だから、車がビシバシ走ってます。大阪と全く変わらない風景。
なんかいい。沖縄のふつうの町並み。坂道が多い。
太陽出てきた。
宮城島へ続く海中道路。すごい風で、飛ばされそう!
海はこんな感じ
荒れてますな
橋全体。今回は渡りません。
屋慶名港
屋慶名島へ続く屋慶名大橋。静かで、風のヒューヒューという音しかない。
勝連半島の先まで続く真っ直ぐな道
勝連半島をぐるっと回って、世界遺産勝連城跡に。
なかなかすごい。
晴れてきた!
沖縄市に入った。
相変わらず風は強いけど、青空に。
沖縄総合運動公園。ここも名前だけはよーく知ってます。
いやー、車の通行量が多い!
沖縄あるある1 ステーキ屋さんが多い。
沖縄あるある2 ホワイトニングサロンもやたら見る
沖縄あるある3 なんといっても理髪店💈の数が異常に多い。今日は月曜日で休みだけど。
これは南部でも北部でも。なんやったら、一箇所に理髪店、美容院が5軒ぐらい固まってたりする!
南城市に入った!
沖縄あるあるその4 コンビニはローソンが圧倒的に多い。これ意外にも東北と似てる。
知念半島へ
知念岬へ向かう登り道。三日目にして、やっと沖縄らしいブルーの海がみえた。
誰もいない。あざまサンサンビーチ
知念海洋レジャーセンター
けっこうな登り!
知念岬見えた!
斎場御嶽とうちゃく。
有名な観光地だそうだが、時間の都合、残念ながら観光はパス。
知念岬とうちゃく!
きれいなとこだ!
岬の突端まで自転車で来れた!
米軍の戦闘機が飛んできた
だーれもいません。一人占め!
海はこんな感じ
岬公園を出ても、まだまだ登ります
玉城。晴れるとやっぱり気持ちよいなあ
一気にくだる
向こうに見えるのは糸満市
糸満市に入った。
平和祈念公園。
子どもたちがいっぱい。
そういえば今、春休みか。
ひめゆりの塔。
合掌。
ついに南部西側に戻ってきた! と同時に強烈な向かい風!飛ばされそう。前にすすまん!
風速7m!きっつ。
きれいな海の色
糸満ロータリー
車大渋滞中。
しかし南部西側のさかえっぷりはすごい。まさに沖縄のエース感。
あとちょっとでゴールだけど、あまりにも風がひどいので、コンビニ休憩。
黒糖メロンパンという、沖縄産の菓子パンを補給!
セブンイレブンの入口にもシーサーがいます!
おっしゃ、那覇市街地見えた! こうして一周して改めて見ると、那覇市がビッグシティなのがよくわかる。
沖縄セルラースタジアム。
よくプロ野球やってるとこや。
あ、沖縄あるあるその6 沖縄は大きいのも小さいのも合わせて、野球場が多い。野球王国やねー。沖縄出身のプロも多いし。
おっしゃ!県庁前の国際通り到着!!一周達成。
時間余裕ありそうなので、首里城までいってみます。
国際通りをぬける!
国際通りは人も車も多い。
首里城とうちゃく。
まさか首里城がこんなに高いところにあるなんて!
最後の最後に標高100メートル登って、クタクタに。
うーん。悲しい。
・・・・・・・。
・・・これは痛々しい。
また復興されたら来ます。
沖縄の町を見渡している、大声で「おきなわーーーー!!!!」と叫びたくなる。
今回の旅で、沖縄がとても近くなったな。
首里城駅で、自転車をたたみ、空港へ向かう。
最後に沖縄空港でFacebookにアップした、感想をそのままコピー。
沖縄自転車一周チャレンジ、15時10分、無事ゴールできました。
スタート地点の県庁前に帰ってきたあと、時間に余裕があったので火災あとの首里城まで足を伸ばしました。おかげで最後は少し複雑な気分のゴールとなってしまいました…。
でも、実はめちゃくちゃ感動しています!!
ゆいレールの首里駅で自転車をたたみ、現在那覇空港です。3日間で一度も食べなかった琉球料理を今更ながら食べています。
今日の走行距離は102.9キロで、3日間の総距離は397.5キロにもなりました。まあとてもバラエティにとんだ一周でした。この3日間のことは死ぬまで忘れないでしょう。
49歳にして初めてきた沖縄が自転車一周。一回しか来てないくせに、すでにいっぱしの沖縄通気取りです😊
「ゆっくりみたい」、「ゆっくりしたい」、というところをたくさん見つけたので、またすぐ出直します。(もう2度と自転車で一周はしないけど笑)
沖縄ーーー!!!
ニホイチ旅49日目(旅14沖縄本島一週)うるま市-首里城公園 102.9km
沖縄一周3日間トータル397.3km
[ニホイチ旅全トータル49日目7796.6km
つづきはこちら
ニホイチ旅48日目(旅14沖縄本島一週)国頭村-うるま市
沖縄自転車一周旅。2日目。7時30分。国頭村からスタート。
昨夜の宿が最高すぎて、だいぶゆっくりしてしまいました。ほんと、いい宿だった。
今日は最北端端の辺戸岬にまず行って、やんばる国立公園を抜け、うるま市を目指します。
自然の残る沖縄北部はアップダウンの激しい山道。ぼちぼちがんばります。
天気は少し小雨混じりのくもり。風が強い。意外にも昨日よりコンディション悪いなあ。
海に出た。荒れております。
北からの強烈な向かい風。なかなか進まない。
でも辺土岬で折り返したら、追い風になると信じて行きましょう。
見えてきた! 最北端辺土岬!
朝早いのもあるけど、国道58号線もこの辺りまでくると、ほとんど車は走らない。
風が強すぎるので、ギアを軽くして進む。
この旅はじめてのトンネル。新与那トンネル。
わりかし長い。トンネルの中は風がなくていいすね
かなり近づいた! 辺戸岬。あと10キロ。
あと5キロ!
きたきた!
岬への登り道、右側はうっそうとした南国の森!
脇道をみると、なんか大自然だ
とうちゃく!
絶壁!
白波だってます!
嬉しいな、また最端写真が増えた
すっごいなあ
ここが最北端地点。すごい風で、波飛沫がこんな高いところまで上がってくる!
最北点、逆側。風で飛ばされそう!
せっかくなので、沖縄最北端にいる自分を撮ってみた!
最北端辺土岬に背を向けて、一路南を目指します。今度は快晴のとき、また来たい!
ヤンバルクイナ多発地帯へ!
飛び出すそうです。
沖縄北部の東側は、海沿いの西側と打って変わって、山道になります。
車も観光客のものは殆どなく、たまに地元民の軽トラが走るぐらいとしーんとしてます。
奥という地名のところ。ほんと奥、名前のまんま。
もう車も人もほとんどすれ違わなく、不気味なくらいです。
山道は慣れてるけど、この両脇の森にハブがうじゃうじゃいると思うと怖いので、はやく抜けたい
集落についた。奥やんばるの里
山深いなあ。
話題のSNSクラブハウスはここが発祥らしい(ウソ)
奥の町並
奥のスーパー
奥のスーパー。
おっと、奥、いつのまにか海沿いだった!山の中だと思っていたから、すこし驚いた。
沖縄北部東海岸の海。晴れてたら、すごい絶景らしい。
めちゃくちゃ荒れてますな
絶景が続く。これ晴れてるとき、もう一度来よう。
ヤンバル重点地域だそうです。
でっかい風車
しかし、思っていた以上にアップダウンが激しい。まだ50キロ行ってないのに脚がパンパン。
このあたりなんだか近くにサーキット場があるらしく、エンジン音とブレーキ音が山中に響いている。
一気に山を降ってきたら安波という集落に。ちょうど正午で、村の中心にある小学校のスピーカーから村中に軽快な音楽が流れる。
その後、のんびりした女性の声で、「共同販売所に配達トラックが到着しました、注文したひとは取りに来て下さい」との村内放送。のんびりしてる。ほっこりする。
本日最大難所、東村への峠。もうマジキツい。ちょっと歩く。
開けたとこにでた。安波ダム付近。お腹空いたなあ。
当たり前だけど、今日はコンビニ一軒もない。
コンビニすらない田舎道の自販機はチェリオなのは、全国どこに行っても変わりません。
チェリオの戦略すばらしい。
自然そのまんまですね
北部の森
おっしゃ、東村に入った!
ナビによると、ここが本日最高高度地点。疲れたー。あとは下り!!
すっごい森。中には何がいるんだろう。
神秘的。
写真撮ってたら、すれ違った車の中のおばあちゃんが手を振ってくれた。沖縄の人ってかわいらしいな。
また海に出る。
あー、お腹空いた
やんばる国立公園。全体的に見れた。福地ダム付近。
70キロ以上走ってきて、店らしい店が何もない。やっと見つけた商店も閉まってた。
しゃあなく、自販でコーヒーゼリーを飲む。
うますぎる!
いきなりブルーオーシャンが、あらわれた!宮城海岸。
今日はじめて少しだけ太陽が出てきた。
きれいな海岸だ。
東村中心部。めっちゃ久しぶりに信号見た気がする。もしかして今日初かな?
しばらく平地。うれしいー
東村の集落を出る寸前に、おいしそうなお弁当屋さん発見。
店員さんは美人のすごく気さくな人で、これから自転車でうるまに行くって言ったらめちゃくちゃ驚かれて、「いやいや沖縄一周してるんですよ」って言ったら、「ひえー」と二度びっくりされた。かわいい。
焼きそばとおにぎりと焼き立てパンを海岸に座って食べる!おいしい!
おーし、名護市に戻ってきた! これで沖縄北部は終わり。いやー、北部はなんもないというのが、よーくわかった。それがいいんだけど。
また峠道。
国道331号にはいると、車が増えてきた
三原。大きな峠道はもうないみたいだけど、さっきから小さな峠の連続になる。
これはこれでしんどい。
しかし、ほんと東側何もない。
東村で信号一回見たっきり、信号すらもうみない。
100キロ主要道路走って信号ひとつだけってすごすぎるぞ、沖縄北部よ!
大浦湾。静かー
わんさか大浦パークにピットイン。久しぶりの道の駅。
お、、
ついにヤンバルクイナと遭遇!
そして、ついに本日2個目の信号。ここから国道329号に。
米軍辺野古シュワブ基地の前には、たくさんの移設反対住民の座り込み用ベンチ、テント、看板がありました。人はいませんでしたが。警備員も数人いて、「なかなか」、な感じ。
本日、110キロ走ってきて、初めてのコンビニ発見。しかもローソンとファミマが2店同時に出現。
文明社会に帰って来た感と、競争社会に戻って来た感が、ふたつ同時に。
ちなみにローソンによりました。
米軍基地のアメリカ人が多いすねー
本日の宿のうるま市まで、あと35キロ。今日はナイトランになってしまうかも?
宜野座村、道がきれいに舗装された道になって走りやすくなった。しかも追い風。
宜野座のボールパーク。どっかのチームがキャンプやってるとこだな。
ドームもある。
しかし、道がきれいだ
道の駅ぎのざにピットイン
道の駅にタイガースショップがある。
ということはさっきの宜野座でキャンプしてるのって阪神か。
沖縄なのにこの尼崎感!
道の駅の裏側がプールに?
金武町。新興地のようにきれい
コンビナートやビル群が見えてきた。南部に帰ってきた感。
うるま市見えた。もうちょい。
なんとか明るいうちにうるま市に入った。
沖縄は陽が長いなあ
うるま市に入ったら、やたら歩道の真ん中にシーサーがいる。これ逆にあぶなくない?
もう、めっちゃおるし。
最後の最後にめっちゃ坂道。うるま市内も坂の町だった。どうりでこんなに町なのにママチャリ一台も見ない。
どっぷり陽が暮れてしまった。
ナイトランに。知らない町を暗くなってから走るのは、何度やっても心細い。
19時26分とうちゃく。
目の前にチェリオ!
今日の宿は、マンションの一室を借りる民泊スタイル。なぜかダブルベッドがふたつもある。
冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機まで部屋にあるのは助かりますねー。
以下、この日の夜にFBにアップした文章
本日の走行距離は144キロと昨日より少なめでしたが、なんせ獲得標高が2100m!めっちゃ疲れました。2100と言えば箱根峠2本分以上ですもんねー。
風はきついわ、雨降ってくるわ、でかなーりタフな日でしたが、終わってみればめちゃくちゃ楽しかったです!
沖縄の人でもあまり行かないという北部、しかも東側、堪能しました。
惜しむらくは天気が悪かったことで、晴れてたら超絶絶景なんだろうなと、いつかリベンジしたいですね。車で(笑)
もうあと残り80キロ。最後まで気をぬかず、走ります。明日こそ晴れろ!!
ニホイチ旅48日目(旅14沖縄本島一週)国頭村-うるま市 144.2km
[ニホイチ旅全トータル48日目7693.7km
つづきはこちら
ニホイチ旅47日目(旅14沖縄本島一週)那覇市県庁前-国頭村
2019年の10月の四国1周のゴールから、約1年半ぶりにニホイチ旅を復活。
ほんとは昨年の3月に沖縄本島一周を計画してたんですが、さすがのコロナ沈滞ムードで断念しました。
で、一年遅れでの念願の沖縄本島一周にチャレンジです!
実はわたし、人生49年目にしてはじめての沖縄。それがいきなり自転車で一周。
かなりのワクワクであります。
ちょっとブランクもあり体力に不安もあるので、今回は3日かけての1周を計画しました。わりかしゆったりとした日程ではあります。
夕方に那覇空港に到着。自転車を担いで、モノレールで那覇市内のビジネスホテルに向かいます。
ホテル到着後、さっそく自転車を組立、ホテルの駐輪場に止めさせてもらいます。
明日からの旅の準備も万端、さて早めに夕飯をたべて、寝ようと外に出た途端、土砂降りの雨。雷もすごく、とても外に出れる感じではない。
やはり南国、雨粒が大きい。
幸先ちょっと不安でありますが、雨の中、中華料理屋まで走って食事をとりました。
ロング旅の前日独特の、楽しみと緊張が入り混じった気持ちのまま、とにかく中華を食べまくりました。明日からのことを考えると、カロリーはどんだけとっても大丈夫でしょう!
夜中も雨がシトシトを降り続いていましたが、朝起きるとなんとか無事あがっていました。
6時ジャスト。ホテルのすぐ近くにある県庁前、国際通りの入り口からスタート!
沖縄県庁。
天気は曇り。かなり湿度は高くじめっとしている。
まずは58号線を、名護に向かう。
朝の早いうちに車の多い那覇市を抜けたい。
沖縄、思ってたより大都会。神戸あたりを走ってるような感覚になる。
道幅もひろく、走りやすい!
沖縄に来て、はじめて海が見えた。
沖縄コンペンションセンター。
よく名前聞くなー。コンサートするとこ?
(あとから友人に聞いたら、安室ちゃんが引退コンサートをしたとこらしい)
沖縄はやたらシーサーがいる。もちろんここにも
宜野湾海浜公園。沖縄らしい建物。
58号線がいったん2つに分かれて海沿いの道へ。さらに走りやすい。
スターバックスにもシーサーがいます。
嘉手納。基地の町らしく店がアメリカンになってきた。
アメリカン嘉手納その2
看板も英語が目立つ。
嘉手納米軍基地
めちゃくちゃ広いな。
国道抜けて裏道に入ると一気に街並は沖縄らしくなる
読谷村米軍基地。トリイステーションと名前通り、鳥居と米国旗のコラボがみれた。
残波岬への道。潮の香りと、ほどよい熱風ですでに夏の匂いがする。いい感じだ。
いきなり現れた御菓子御殿で、休憩!
ちょうどこのお店のオープンと同時に到着。
名物の紅芋タルトと紅芋シュークリーム。
朝早いからか、すっごい広いのに客は私ひとり。
残波ビーチ。すでに海開きしてる?
残波岬到着!
今のとこみたシーサーで、デカさ暫定1位。
残波岬灯台。静かでいいところです。
アメリカ人バイカーが3名先客にいました
海ー。天気がいまいちなのが残念岬!
バスの喫茶店。50周年て! まじか!?
海沿いに出た!
恩納村、真栄田岬とうちゃく!
ちょっと晴れ間も見えてきた。
すごい!
ダイバーがいっぱい。
すぐ近くに青の洞窟というダイバーにとっての名所があるらしい。
すごいたくさんダイバーがいた。
マリブビーチ(ハノイロックスの歌の場所ではない)。たくさんの人がカヌーしてます。天気良ければええとこだろうな
マリブビーチには映画のポスターが多数
再び58号線に合流!
恩納村、このあたりは高級リゾート地帯。高級ホテルがずらり。
万座毛とうちゃく。
スーパー観光地という感じだ。
なかなか、絶景。海水もエメラルド。
反対側。
名護市へ。本部半島が見えてきた。
かりゆしビーチ。楽しそう
名護市内。町です。
晴れてきた!こうなると暑い!
名護市役所まえには、アグー豚の銅像。
補給。いい感じの飯屋がなく、半島に入りそうなのでコンビニ昼飯に。
とにかく、がっつり。
本部半島を美ら海水族館方面へぐるりと回る。対岸にさっきまで走ってきた恩納村が見えるのがおもしろい。
道も思ってたより広く走りやすい。車の量もグッと減った。
まっすぐだ。
本部港ふきん。
晴れて海の色が澄んできた!
いい感じの海に
スタバ本部町店。なんかオシャレー。
つか、沖縄スタバめっちゃ多い。やたら見るぞ。
海洋博公園のリゾート地帯。いいところ。
ここ、ゆっくり来たいわー
沖縄走ってると、やたらこいつと出くわします(すでに5.6回は遭遇)今回、はじめて彼女らしきやつを連れてきたので、記念に撮っておいてやろう。
海洋博公園とうちゃく!
修学旅行か? 若い学生の集団がいっぱい。
そういえば、親父は49にして初の沖縄なのに、息子は中学も高校も修学旅行に沖縄行ってたなあ。
入るつもりなかったけど、写真撮ってたら守衛さんに無料だから入っていけと言われて、入ることにする笑
海の向こうの伊江村。山の形が独特。
美ら海水族館。中は入らずですが。
噴水もシーサー!
海洋博公園を過ぎ、本部半島の北側に来ると、一気風景が変わった。
沖縄は南と北がまるっきり違うとは南とは聞いていたが、はっきりと変わったのがわかる。
今帰仁村に。なんかいい感じの沖縄っぽさ出てきた。
いい感じの田舎感
屋我地島へ。
古宇利島へ渡る大橋が、峠の上から見えた。沖縄に来る前、友人が最高って言ってた橋だ。遠くからでもきれいだ。
行く予定、最初はなかったけど、せっかっくなので橋へ寄り道!
到着!
橋の真ん中あたり。爽快! 向こうに見えるは古宇利島!
橋の真ん中で折り返す。反対側からはこれから走っていく沖縄北部が見える。
この辺りから沖縄北部。
北部はほんとゆったりしてる感じ。
海で遊ぶ子ども。なんかよいねー。
名護真喜屋で、三たび国道58号線へもどる。
ひたすらこっから北部の海沿いを行きます。
今日の宿まで、あと20キロほど。
夕方の海風が最高に気持ちいい。
ついさっきまでいた古宇利島への橋が遥か向こうに。
大宜見村。ずっと海すなあ。景色変わらず、ちょっと飽きてくるという贅沢。
本日のラスト休憩、道の駅おおぎみにピットイン!
シークワーサーソフト補給。すっぱい!
本日の宿に到着。
なんかめっちゃいいとこやった。
沖縄北部はホテルがまったくなくて、仕方なしに高めのホテル取ったんだけど、想像の斜め上のすごいリゾートホテルだった!間違いなく日本一周旅のこれまで47日間のなか、ダントツNo.1❗️
泊まるのはコテージ。
部屋の中もめっちゃキレイ。しかも自転車は中までもちこみOK。
ひとりで泊まるのもったいな過ぎるわ!
目の前はホテルの専用プライベートビーチ。すごいわー。もう明日チェックアウトギリギリまでおったろかという感じ
飯食って大浴場でサウナ入ったあと、プライベートプールのリクライニングシートで一休み。あかん、最高すぎる!
近い将来、息子が結婚して孫できたら、家族全員でここに来ること決めました。
本日は、那覇市沖縄県庁前から国頭村オクマプライベートビーチホテルまで、走りました。
走行距離は測ったかのようにピッタリ150キロでした。
ニホイチ旅47日目(旅14沖縄本島一週)那覇市県庁前-国頭村 150.2km
[ニホイチ旅全トータル47日目7549.5km
自転車四国一周まとめ
令和になって二日目の2019年の5月2日から4日。
その五ヶ月後の10月5日から7日。
2回に分けて、念願の自転車四国一周を敢行しました。
6日間かかりました。
本当は、一気にまわりたいとずっと思っていて、それなりに計画も立ててみたのですが、なかなか6日から7日の休みが取りにくいのと(しかも天気もよくなければいけない)、やはり47歳で一気に1,000キロは厳しいだろうってびびってしまったのとで、2回に分けての旅となりました。
結果、2回に分けてよかったなあと思っています。
まあ、一気にやってたら、感動はすごいんだろうけど、しんどすぎて、旅自体を楽しむということが度外視になってただろうなあ、と。
やっぱり、1,000キロキロはだてじゃないですね。
毎日150キロを6日連続で走っても、1,000にはならないんですから。
150キロといえば、淡路島一周ですもんね。6日連続アワイチすると思ったら、ゾッとしますもんね(笑)
四国はサイクリング王国を目指していて、愛媛県の主催で「四国一周チャレンジ」というプロジェクトを企画しています。
普段、自由気ままに自転車日本一周にチャレンジしてる身で、こういう企画には今まで興味はなかったんですが、まあせっかく一周するんだし、興味本位で登録してみることにしました。
参加費8,000円を払うと、サイクルチャージと公式チャレンジパスが送られて来ます。
この公式チャレンジパスには、オススメの一周ルートと、ルート上にある道の駅スタンプラリーに参加できるようになります。
サイクルジャージは着なかったのですが、この公式チャレンジパスは、よかったですね。
途中から、道の駅でスタンプを押すことが、すごいモチベーションになってましたから(笑)
それに、公式ルートがよかった。
高知県が、海沿い一周ではなくて、四万十川の上流にのぼって、四万十川沿いを下るルートになっているんです。このコースがとにかく最高。
もう極上のコースでした。
もし、この公式パスがなければ、このコース走らずに、海沿いをひたすら行ったかもしれません。このコースを知っただけでも、値打ちありました。
ゴール後は、プロジェクト事務局に走行証明(スタンプカードか、ガーミンなどのサイクルコンピュータの走行データ)を送ると、完走書と記念品が送られて来ます。
これがなかなか、思っていたより豪華。立派なものなんです。
◻︎完走証にはお気に入りの写真一枚を入れてくれます(私は四万十川の写真にしました)
◻︎ガーミンのTCXデータをメールで送ったら、その走行ルートの地図を印刷した走行証も一緒にくれます。
こちらは記念品のバックル。まあ、する機会はないですけど(笑)
公式パスのスタンプラリーはこんな感じに。
朝早くて閉まっていたところ以外の道の駅にはすべて寄ることができました。
ちなみにスタート前に送られてくる、一周サイクルジャージがこちら。
私は一度も着ることはなかったけど、何人かこれを着て走っている人を見かけました。
この企画、チャレンジ1000というネーミングで、その名前からして四国一周は1000キロあると思ってたんですが、私のガーミンを合計すると958キロしかないんですね。
ちょうど42キロ、フルマラソン1本ぶん足りない。。。なんでですかね?
まあ、いいけど。
完走書によると、このチャレンジに参加している人での四国一周達成者は私が594人目だということです。思っていたより、少なかったですね。
で、このチャレンジ企画なのですが、もし自転車四国一周旅を考えているなら、絶対に登録した方がいいと思います!
私も最初はどうしようかと思ってたけど、結果、登録してよかったと思っていますもん。
まあ、自転車四国一周なんて、人生のなかでそう何回もするもんではないでしょうし、やっぱこういう記念品みたいなもんも悪くないと思います、ほんとに。
四国一周の感想ですが、旅の記録でも書いていますが、かなり最高でした。
なんでしょ、お遍路文化が根付いてる四国は旅人にやさしいんですね。
今回の旅、香川、徳島、高知、愛媛と全ての県でホテルに泊まったのですが、全て自転車を室内で預かってくれました。
自転車を室内で預かってくれるなんて、今まで全国一周してる中で、福島と青森だけでしたから。
愛媛なんてベルボーイ並みに自転車担いで、自分の泊まる室内まで運んでくれましたから。本当にすごいですよね。
そして、4つの県、それぞれにカラーがあって、その微妙な変化がなんか楽しかったですね。
私自身は、特に高知にまいってしまいました。
四万十川がとにかく最高。
全国いろんなところをまわって来た中で、今のところ、三本の指に入る場所です。
あと、なんといっても1周という行為自体が魅力なんですよね。
私は公式チャレンジのお勧めのスタート地点の松山ではなくて、そこから40キロ先の今治駅をスタート地点にして、そこから時計回りでまわったのですが、今治駅を東に向かって出て、西から帰ってくるというこの一周の感動。これはやった人にしかわからないものがあります。
ただ、同じ場所に帰ってくるだけなのに。それだけのことなのに、なんとも言えない感情がこみ上げました。
今治に入って、最後しまなみ街道の来島大橋の灯りが見えたときには、冗談ではなく泣きそうになりました。
関西の自転車好きならわかると思うのですが、ビワイチ(琵琶湖一周)、アワイチ(淡路島一周)の、めっちゃすごい版(笑)という感じでしょうか。
興味のある方、四国自転車1周、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
結構、平坦なので、アップダウンが苦手な方も、大丈夫だと思います。
私のようなたまにしか自転車に乗らない、なんちゃってローディーでもなんとかなりました(笑)
逆に峠好きは、ちょっと物足りないかもしれませんが。
あと、私の父は、もともと徳島の人間で、本来は私は四国に縁がある人間なんですが、父は六歳のときに亡くしてしまったので、ほんの幼いときに帰ってただけで、ほとんど四国とは縁がなくなってたんですね。
ですから、そんな四国を今回1周できたことが、なんともうれしいというのも、個人的にはあります。
四国、今度は内陸側を走りに、必ずまた来ます!
ー旅の記録はこちらー
2019年5月2日 愛媛県今治市ー香川県高松市(162キロ)
2019年10月4日 高知県高知市ー四万十市中村(155キロ)
2019年10月5日 四万十市中村ー愛媛県宇和島(162キロ)
2019年10月6日 愛媛県宇和島ー愛媛県今治市(157キロ)
以降、四国一周のお気にいりの風景写真。
朝の今治駅
観音寺
観音寺の海岸
丸亀
父母が浜
王越の海岸線
夕暮れの瀬戸大橋
五色台。大崎の鼻。
讃岐相生
鳴門
四方見展望台
星野峠
海部
徳島県宍喰
野根川
阿南海岸
安田川
桂浜
潮江橋
はりま橋
高知橋
高知駅
黒潮ライン
七子峠
四万十川をずっと行く
四万十中村の月
朝の後川
四万十大橋
足摺岬への道
ジョン万次郎少年像
篠川
朝の宇和島
土器ドキ街道
塩パン発祥の地、八幡浜市
大洲市の長い海岸線
松山重信川。出合大橋
今治駅ゴール。