ニホイチ25日目(旅8:紀伊半島一周編DAY2)白浜町ー三重県熊野市
紀伊半島2日目。意外にも寒いです白浜。
もうちょっと寝てたいけど4時に目覚めてそこから眠れないので6時前に出発。
昨夜の宿は古い和室のお部屋でしたが、とても親切な宿でした。
宿の人に大阪からここまで一日で自転車で来たという話をしたら、すごい驚かれました。
この驚かれる瞬間って実は快感だったりします(笑)
お風呂も温泉で、かなり気持ちよく疲れがとれました。
(温泉入った瞬間に、へんな声でた!)
今日は距離はないけど、道のアップダウンが激しそう。ゆうても大観光地なので、観光しながら行きます。
幸い、昨日の転倒で痛めた脚もだいぶ痛みは取れました。
朝の白良浜ビーチ。波の音が心地いい。
朝陽が最高に気持ちいい。今日もいい日になりそう。
白浜の観光名所は何度もきたことがあるけど、ベタにまわることに。
まずは千畳敷。
風が強い!!
これまたベタに三段壁。
ここも風がとにかく強い!
ジャジャ、ジャジャ、ジャジャーン!って効果音が聞こえて来そう。サスペンスの。
朝早いと観光名所もガラガラ。
この辺りは3年前に一度出た白浜トライアスロンのバイクコース。アップダウンが激しくて、キツかったー。
で、この大会を最後にトラからケツまくってしまいましたが、またトラ、いつかやりたいな。
白浜空港。
登ってきたなぁ。白浜の町がミニチュアみたい。
当初来る予定なかったけど、寄ってみたアドベンチャーワールド(中は入らないけど)。会場一時間以上前なのに人がたくさん。
ここの「上野のシャンシャンがなんぼのもんじゃい、ウチになんぼほどパンダおる思とんねん!」というスタンスはわりかし好きです。
パンダだらけ。一応ナカジマパンダと名乗っているので、ここでパンダと一緒に自撮りと行きたいとこですが、人が多くてその勇気なし。
なんとなく賑やかな観光地の白浜町を超えて、再びおだやかな何もないのんびりとした田舎道へ。
日本一周の旅してて一番気持ちいいのは、実はこういう何もない静かな田舎道を走ってるときです。とても贅沢な気持ちになる。
実は白浜より以南は車でも行ったことがないので、楽しみ。
富田川
水の色がきれい。袋崎。
もう一枚、袋崎。ええかんじ。白浜過ぎると、水の色が一気に変わった感。
海岸線に入ってアップダウンは激しくなるけど、それに比例して景色もぬけてくる。
道の駅椿の湯にピットイン。いい天気になってきたー!
ロードバイクのスタンドがあるのは嬉しい。
天気もよく、この日はけっこうローディーを見ました。
温泉販売機(湯を売ってる?!)や足湯もあります。
すきあらばパンダ!
静かーな山の中。車もほとんど通らない。風と鳥の音たけ。ほんと贅沢な気分になってくる。
大崎あたりはトンネルが連続する。
道の駅志原海岸にピットイン。
志原海岸。あいかわらず風が強い!
海岸際のサイクリングロードを発見。しばらく走ってみる。
波打ち際に人がいっばい。
サイクリングロード、気持ちいい!
日置川。
日置川2
のんびりしてるなー
日置トンネル。安全な歩道あり。
朝来トンネル。ここも安全な歩道あり。
長いトンネル、歩道あるのほんと嬉しい。
山梨の新御坂トンネルのときは本当にぞっとした。
トンネルを抜けたらこんな景色。すっごい開放感!気持ちいいなあ。
こういう短めのトンネルは基本歩道がない。
すさみ町。なんだか明るいムード。
と思ったら、すさみ海水浴場ではイノブタ祭開催中。とってもにぎやか。肉を焼くいい匂いが充満。お腹空いたなー。
ここでも、すきあらばパンダ!
42号。海岸線の熊野街道をひたすら行く。
タモリが絶賛したことで有名な小沢健二の「さよならなんて言えないよ」の歌の一部。
『左にカーブを曲がると、光る海が見えてくる、僕は思う、この瞬間は続くと』
今日はこの歌詞が脳内でリフレインしまくるような景色がなんども続く。
タモリはこの部分を「生命最大の肯定」って言ったらしいけど、今日はなんとなくその意味も少しわかるような気分。
ほんと海が光ってる。
すさみの峠越え。ここから下りー!
黒崎。
道の駅イノブータンランドすさみにピットイン!
しかしイノブータンて…イノブタ祭に続き、すさみはやたらイノブタ推し!
すきあらばイノブータン!
イノブータンランドからの景色。
長井坂。絶景が続く。
日本童謡の国。ちょっと興味あるなあ。
よっしゃ、串本町!
薄っすらとだけど、遠くに最南端の潮岬が見えてきた!
さらに近づいてきた。
潮岬、さらに近づいた!
しかし風が強くて、この写真撮ってる間もスマホが飛ばされそう。
串本海中公園にピットイン。かなりの人出です。
海中公園の裏手。潮岬はもう目の前。
ずっと同じような景色に見えて、端に行けば行くほど海の水の色が綺麗になっていってる気がする。
岬部分に入ってからは延々と登り坂が続く。
のぼったー。頂上かな。
海はエメラルドグリーンだ。
絶景!
海ー!最高!叫びたい気分。
まさに生命最大の肯定!
撮影ポイントあった。
到着!本州最南端!
ここが南の端っこ。
公園になっててキャンプしてる人がたくさんいます。
本州最南端のポスト。
さらに本州最南端の灰皿。
でも、これ何にでも使えるな。
本州最南端の自動販売機、本州最南端のトイレ、本州最南端のゴミ箱、本州最南端の消しゴム、これもう切りないぞ。
本州最南端の大食堂で昼ごはん食べようと思ったけど、めちゃくちゃ混んでるので、今現時点で本州最南端の自転車に乗って退散。お腹空いたなあ。
大島。
岬の東側に入ると、風邪裏になってやっと海がおだやかになった。
本州最南端のコープ(←本当に書いてある 笑)
やっとコンビニ発見。お昼ごはん。
(たぶんここ、本州最南端のコンビニ)
串本駅前。だいぶ栄えています。
本州最南端の道の駅(←これも本当に書いてある。もうしつこいわっ!)くしもと橋杭岩にピットイン!
橋杭岩2
なかなかの奇岩。
紀伊半島の東側は、西側に比べてかなりおだやか
古座。車の通行量が多く、走りにくくなってきた。ほぼ観光客だと思うけど。
紀伊半島東側は、西側とは海の眺めても色も、かなり違う。
田原。山間へ。
なんかすごい池。どえらいもんが出てきそう。
岩屋崎。おだやか、瀬戸内の海みたい。
なんの養殖やってんだろ。
那智黒本社かな?
落合博満野球記念館発見!
興味あるけど調べたらちょっと距離あるのでパス。
道の駅、太地にピットイン。出来たばかりなのか、ピカピカ。
シーシェパードが来たことで有名になったという、くじら漁の町、太地。
くじら博物館もおススメされたけど、ちょっとルート外れてるので時間ほ都合、今回はパスです。
くじら、モニュメント。
湯川温泉郷。のんびりしていいところ
道の駅なちにピットイン。
温泉と電車の駅が一緒になってます。
勝浦温泉のある半島が見える。
新宮市へ。
新宮市街地へ。開かれてますねー。
新宮の町はなんとなーく四国にある地方都市な感じ。はじめて来たのに懐かしい。
思えば遠くへ来たもんだ。ちょっとほっこり。
グッバイ和歌山。
すごく静かな町、紀宝町。人もほどんど見かけない。
もうあとちょっとで目的地だけど、道の駅紀宝町ウミガメ公園にピットイン。残念ながらウミガメの展示は終わってました。
御浜町。
ゆっくりしたわけじゃないのに、結構時間かかった。
本日の目的地、熊野市到着!夜になってしまった。
なんと予約したホテルは、熊野市に入ってたった5メートルのとこだった!
つまり熊野市の最南端!今日は最南端デイ(笑)
この日の夜のFacebookを転載です
今日は白浜町から三重県熊野市の最南端(今日は最南端デイ)にあるホテルまで。神志山という駅の近く。
ホテルの周りはなーんにもありません。さっきちょっと出かけたら、外はもう真夜中のように真っ暗でした。海沿いで波の音がよく聞こえますが、とても静かなところです。
今日の走行距離は150キロと昨日より距離は短かかったけど、アップダウンが激しく結構時間かかってしまいました。17時到着予定が2時間も遅れての到着。読みがだいぶ甘かった。
そして風がとにかく強い日でした。ほぼ追い風だったけど、たまに横風や向かい風になるとハンドルが取られてかなり怖かったです。でも眺めと海はほんとに綺麗だった。今日のコースはまたもう一度来てもいいな。今度は勝浦から白浜へと反対に走ってもいいかも知れない。
明日はいまいちルートが読めてないんですが(先駆者のブログや情報がほとんどない!)国道260号線で伊勢志摩を目指す予定です。なんかかなりの峠っぽく厳しそう。
今夜は早々に寝ることにします。
(旅8:紀伊半島1周編DAY2)
走行距離149.7km
2日間トータル347.5km
[ニホイチ旅全トータル 25日目4131.1km]
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