ニホイチ旅45日目(旅14四国一周後編)四万十市-愛媛県宇和島
四国一周後半、二日目の朝。
今回泊まった四万十のホテルが、快適すぎてゆっくりしてしまい、6時スタート予定が、7時に遅れてしまった。
今日は四国最南端の足摺岬を通って、愛媛県の宇和島を目指す。
今日も降水確率は0パーセント、快晴。
お世話になった新ロイヤルホテル四万十。とてもいいホテルだった。
朝の中村商店街。
最近は、この朝の商店街の写真が恒例になってきた。
朝の後川。
この四万十の中村というのは、個人的にとても気に入った。
住んでもいいレベルだ。
この川の風情なんて、最高。ちょうど好きな感じの地方都市感。
このあたりまでくると海が近いので、四万十川の川幅もかなり広くなる。
四万十大橋へ。
四万十大橋の真ん中の休憩スペースから。
でっかいなあ。
逆方向、中村の町。
対岸側の朝の四万十もいい。
昨日のお昼から100キロ近くつきあってきた四万十川とも、ついにここでお別れ。名残惜しい。
生まれてはじめて四万十に来たけど、これからの残りの人生後半、あと何度かは来たい場所になった。とても気にいった。
新伊豆田トンネル。けっこう長い!
土佐清水までは軽い峠道。朝のひんやりした空気が心地いい。
土佐清水。下ノ加江川。空気がうまい。
静かだな、誰ともすれ違わない。
久しぶりに海に出た。
大岐の浜。
ビーチにはサーファーがいっぱい。気持ちよさそうだ。
大阪海遊館の出張所(?)発見。
土佐清水の中心部に入った。コンビニ補給。
高知はローソンが多い。思えば先月の山形、秋田もローソンが中心だった。
都市部はセブンとファミマばかりだけど、ローソンは地方戦略してるのかな。
足摺岬へむかう海岸線のロング&ワインディングロード。最高の開放感。
窪津漁港。ここから登り道が始まる。
えんやこら登って来て、丘の中腹にあった金毘羅宮。
なかなかいい感じ。
写真撮らなかったけど、とちゅう休憩所的なチャイ専門のカフェというかテントのようなものがあって、仙人のようなおじいさんが店番していた。
自転車に乗っている姿を凝視された。ちょっと寄りたかったけど、少しこわくて素通り。
けっこう登りが続く。
登ったなあ。
と、今度は一気に下り!
到着、足摺岬!
土佐位腎臓銅像の案内図なんかもある。
おおー、絶景、絶景。うれしいな。
灯台とは反対側、天狗の鼻。
展望台はそこそこの人。
天気も最高。
写真では見えないが、肉眼では岩の上に釣り人がいるのが見える。
こんなとこで釣りするって、すごいな。水もとてもきれいだ。
少し離れたところに、万四郎足湯。
無料ということで、ちょっとのぞいてみる。
足湯、だれっちゃおらん。。。
足湯からは白山洞門が見える。
岬を離れて、土佐清水の中心部に戻る。
松尾、鵜の岬。いい景色だ。
松尾トンネルというショートカット道を通らず、海ぞいを行くくねくねの岬周りの道を選らんだ。
こちらはずっと樹木のトンネルだった。
誰もいなくて気持ちい。
大きな海に出た。この海の向こうは宮崎県ってことになる。もちろん見えないけど。
宮崎と高知って、緯度は近いし、共通することも多分にある。
おっと、万次郎生誕地。興味あるけど、パスした。
土佐清水、まじで狙ってんな。
土佐清水港、のんびりー。
とにかく、土佐清水というところはジョン万次郎推しなのだ。
もうジョン一色!
これは万次郎少年像。嵐に遭遇したときの模様。
なかなか圧巻で、見応えある。
万次郎資料館。出来たばかりのようで、立派。
入り口だけ入ったけど、誰もおらず、ビビって退散してしまった。。。
道の駅めじかの里土佐清水にピットイン!
かなり静かな道の駅。道の駅ってだいたい賑わってるんだけど、ここはシーンとしている。
そもそも土佐清水市がめちゃくちゃ、静かである。
四万十の中村なんかとは、近いけどかなり雰囲気が違う。どことなく「果て」感がある。
そら大河ドラマ欲しいよね。切実な思いなんだと思う。
竜串の海洋館。リニューアル中の模様。
こちら海底館。
なんか色々気になるけど、すでに13時前。のこりまだ100キロあるので、脇目もふらず先に急ぐことに。
ちょっと、前半ゆっくりしすぎたかな。
まあ、事前にわかっていたことだけど、今日はアップダウンの多い海岸線がつづく。
昨日がとても楽だったので、今日のコースは辛い。
竜串からしばらくはトンネルがつづく。
歩道はあるが、車道を走っても車の通行量は少ない。
また、のぼってるなあ。
のぼった先は叶崎灯台。
叶崎展望台から。
大月まち。かなりの田舎道に。車も少ない。
やはり端っこなんだな、流通もあまり来ていない感じだ。
大分の国東半島の端っこのほうと、ちょっと被る。匂いも似ている。草の匂い。
けっこうアップダウンのある道。淡路島っぽい。
道の駅、大月にピットイン。まあまあ賑わっている。
お腹ペコペコだあ。
時間的にも今日はナイトランになるのは確実だし(まだ80キロある)、開き直ってゆっくり行くことにしよう。
大月の道の駅でゆっくり昼食をとる。
昼ごはんを食べたら、かなり体力が復活だ。
宿毛を目指す。
宿毛市に入った。
道の駅すくもサニーサイドパークにピットイン。
宿毛市は映画「パーマネント野ばら」のロケ地とのこと。この映画観たことないので、帰ったら観てみよう。
のんびりしていて、いいところだ。
宿毛市街に。なかなかひらけている。
愛南町へ軽めの峠越え。
56号線。篠川とずっと並走するど平坦な道。気持ちいい。
篠川の水。とてもきれい。
宇和島まであと55キロ。
来たーーー!県境。愛媛県!
高知県は、長かった。前回の旅とあわせて、ほんと端から端まで走った高知県。また必ず来ます!
高知が、またさらに好きになった。
愛南町。バイパスのように走りやすい道がつづく。
道の駅みしょうMICにピットイン。
愛媛県にはいった途端、車も増えて町も栄えてきた感じだ。
やはり愛媛県って端っこでも都会だ。
5時20分。だいぶ陽が傾いてきた。秋の日暮れは早い。
昨日まで海は朝日の方向だったのに、今日は海に夕日が沈む。
四国を回るっておもしろい。
おっと、危険で長い内海トンネル。
でも内海トンネルには、隣に人道トンネルがあった!ラッキー、助かる。
トンネル危険で、ほんと嫌いなので、めちゃくちゃうれしい。
内海ふれあいトンネル。
人道トンネルの中はひんやりとしている。900メートルごえの人道トンネルって、全国でも記憶にない。おそらく初。
新しいし、もしかしたら自転車旅のために作った??
夕日が沈む。
須の川。夕日は完全に沈んで、あとは余韻だけ。
ここからあと30キロ。ナイトランだ。
きれいな景色だ。息をのむ。
津島町からみる由良半島。
津島港。なんの養殖だろう。海にはブイが無数に浮かぶ。
人の頭みたいにも見える。この風景、宮本輝の小説で読んだな。
宮本輝はこのあたりのことをよく小説で書く。
一日の疲れがぶっとぶ、最高のシーン。
嵐坂トンネルにも人道トンネルあり。助かるなあ。
ほぼ真っ暗になった。田舎道の山道。やっぱり慣れないな。
ローソンあった。ホッとする。一息。
めっちゃ甘いやつと、悪魔のおにぎりを食べる。
体に沁みるなあ。
写真では満月に写るけど、肉眼ではきれいな見事の三日月。
松尾トンネル。1710メートル。
とにかく長い。今回の旅の最長。
しかもトンネルの中が、じゃっかん上りになっている。疲れているし、そこそこ車もあるので、歩道をいった。
でも、この歩道もあまりよくないガタガタで狭い。
今回のルートで一番の難所かも?
なんだかんだで、このトンネルで90メートルほど上った。
でも、トンネル出たら一気に下りだ。宇和島市街地は目と鼻のさき!
真っ暗だ。自分のライト消したら、漆黒の闇だな。
坂を下ると、一気に町になった。
ユニクロ、ヤマダ電機、西松屋、などなど。いつもの見慣れた看板たち。
正直、ホッとする。
7時45分、宇和島駅前の本日のホテルに到着。
サイクルオアシスにもなっているホテルだ。
香川、徳島、高知、すべて自転車を室内で預かってくれて、四県のなかでももっともサイクリングに力を入れている愛媛県。
さすがに究極で、自分の室内まで自転車を持っていってOKとのこと。これは全国いろんなところ回ったけど、初!
しかもフロント人が、ベルボーイさながらにエレベーターの中も、部屋までも一緒に運んでくれるというサービス。自転車工具もなんでもあるので、なにかあればいつでも言ってください、とのこと。
さすがサイクリング県。愛媛! 一枚上手。
ホテルの方と三人ほど、話ししたけど、男性女性問わず、みんないい感じで、あたたかい方たちだった。古いホテルで部屋とかは正直いまいちだけど、それを超えて、人のよさに気に入った。こういうホテルなかなかありそうでない。
写真は入浴バイキング。申し訳ないが大浴場はないけど、どうぞこれで疲れをとってくれとの気持ち。こういうのがいい。
お風呂にあった線(笑)
最後にその日のリアルタイムであげたfacebookの引用。
今日は海岸線が中心だったのでアップダウンが多くて、けっこうタフでした。でも、全然元気。
せっかく宇和島なので、夜は鯛飯食べたかったけど、ホテルの周りになくて、コンビニ弁当になりました。。。なんせホテルの一階がコンビニだし。鯛飯 は次回来たときに!
今日、朝スタートが1時間遅れたのが最後ちょっと響いたなぁ。明日はちゃんと早起きしよう。
ニホイチ旅45日目(旅13四国一周後半)四万十市中村-愛媛県宇和島市 162.0km
四国一周後半旅3日間トータル 317.4km
[ニホイチ旅全トータル 45日目7242.2km]
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